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ばあば、小豆三粒、着物の残り切れ

「小豆三粒包める布は捨てるな」
昔、布がとても貴重だった頃の言葉だそうです。

江戸時代、端切れを売り歩く端切れ屋さんがいたそうです。
とにかく布は貴重で、古くなった着物は古着屋で売られ、さらに着倒し、子供用の着物に仕立て直し、赤ちゃんのオシメ、雑巾、継ぎ接ぎ用の端切れに、最後は燃やして灰に、その灰も灰買いという業者が肥料として灰市などで売ったそうです。灰肥料はまた綿や麻などを育て、そしてまた布になる。
SDGs、なんてエコな江戸!

私が子供の頃はまだ洋服が破けたら継ぎ当てしてもらい着ていましたが、最近はそんな子供を見かけることはありませんね。端切れは不要?
私もさすがに最近は継ぎ当てはしないけど、端切れは大事にとっておく派です。ばあばの着物を仕立てた残り切れや呉服屋さんからもらった端切れは、たまに何か小物を作ったりするのにちょうどいい。でもカワイイ端切れはもったいなくて、なかなか使えない私です。

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