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理論的思考から感性的思考へ


みなさんは子供向け歯ブラシだと
どういうかたちを想像しますか?


おそらく大半の人はヘッドが小さくて
持ち手も細い歯ブラシを想像すると思います


でもその考え方って単純に口や手が小さい
歯が小さいからという発想


それは「データ」や「論理」からくるもの


でも「データ」はあくまで過去の出来事


過去をアウトプットしても過去のものと変わらない


ある海外メーカーは別のアプローチから
商品開発をしました


子供が歯磨きをしている様子を観察するということ


この観察で論理やデータからでは
気づくことのできない発見があります


そもそも子供は大人に比べて手が器用ではない
だから自分の手で自分の顔をパンチしてしまう


何十年にもわたり
子供向け歯ブラシ=手に合わせて小さなサイズ


という部分を基に各メーカー製品展開を
していましたが


実は、それは子供の歯磨きの実情には
合っていなかったのという事


海外メーカーは子供用歯ブラシを太いものに
変えたところ
発売後約1年半でシェアナンバー1となったのです


データだけではわからない自分だけの情報のもと
アウトプットする事で差別化になるということ



実際子供用歯ブラシは昔に比べて大きくて太い物が
多くなってきました


何が言いたいかというと…


論理的思考
「何?」「誰?」「いつ?」「どこ?」「どっち?」

よりも

感性的思考
「なぜ?」「どう思う?」

が自分を成長させるという事


もちろん論理的思考は答えを導いたりする事に
役立つので必要だと思います


でもそれだけが長けていても中身がない
斬新さがない人と同じになってしまう


感性的思考を持つ事で他人とは違った視点や
発想、創造が出来るので個性を出せるのです


大人になると考えがかたまってしまい
感性的思考はだんだん薄れてしまいます


ピラティスやウォーキングも
こういう人にはこういうアプローチ‼︎
じゃなくて
なぜこういう歩き方なのか?
なぜこういう姿勢になっているのか?


「なぜ?」を大事に
その人にあったアプローチをしていきたいです🤔


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