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30歳になった今、思うこと。

30歳になって4日経ちました ☺︎

物心ついた時から周りの人と違う。
ずっとどこか引っかかって過ごしてきた。

そう思いながらも高校まではこれが普通だと。

これはもしや自分がおかしいのではないのか…
と思い始めたのは20代に入ってから。

今思えば何度も何度も
自分を変えるタイミングはあったが
『これは個性だよね』と
結局は個性という言葉に甘えた。
自分と向き合うのを何度もやめた。

そして、29歳になる約2ヶ月前。
30歳になった自分が想像できなくて
怖くて不安で自分と向き合おうと決めた。

看護師の友達に相談して、心療内科に電話。
なぜか途中から私は泣いていた。
どうされましたか?の問いに答えれない。
その時の私は、
自分が心療内科に電話している
という状況が受け入れきれず、
自分が心療内科に行く対象なのかどうかが
よく分からなかった。

ひとまず診察日決定。

病院まで歩いて行ったがその記憶はない。
カウンセリングではわんわんと泣いた。

カウンセリングが終わり、
待合室で待っている間も
声を押し殺して泣いていた。

診察室に呼ばれ、

『 強迫性障害 』

と診断された。

内服薬を飲むことをすすめられ
泣きながら「薬飲まなきゃいけないんですか….?」と聞く私。
薬漬けの人生になってしまう…と思った。

その問いに先生は、

「 まずはその涙を止めなきゃね 」

と。
その言葉に我に返った。
向き合えるきっかけになった先生の温かい言葉。
そうだこれも私の変えたいひとつだ。
その頃までの私は恥ずかしながら
何かあると家でわんわんと泣いていた。

きっとお母さんもそんな娘を見て
辛かっただろうなと今になって思う。

そんなこんなで、
ついに4日前に30歳になった。

率直に思うことは
30年も生きることができて誇りに思う。
そして、この30年の間に
私を支えてくれている人が
有り難いことに周りにたくさんいる。

コロナで自粛の今、
会いたいと思う人がたくさんいる。
元気でいてほしいと思う人がたくさんいる。

何年か前までは大袈裟に言えば
『 30歳 = 下り坂の入り口 』と思っていたのが、
今はなんだか
『 スタート地点に立っている 』気持ち。

これから何しようかな。
どんなことが起きるかな。

強迫性障害の症状は治ってはいない。
今後治るのかもよくわからない。
だけど私は診断されてスッキリできたタイプ。
振り返ってみると私は強迫性障害の状態じゃない自分を知らない。だからスッキリしている可能性もあるし、ワクワクできるのかもしれない。

どれだけ強迫性障害の状態じゃない自分を知らないかというと、
小さい頃から地元のショッピングモールなど
人が集まるところに行った日の夜は
決まって熱と嘔吐。
そして自分が面白いと思ったものに
自然と心の底から笑ったのが25歳くらいの時。
『 ……。今私笑ったよね….? 』と
自分で自分に驚き、鳥肌が立った日のことは
今も鮮明に覚えている。

それまでは心の底から笑うということも分からなくて、
顔と声は笑っていたが頭は冷静だった。
どんな気持ちでみんなそんなに笑っているんだろう…
とゲラゲラ笑っている人たちを見ながら不思議に思っていた。

今はちゃんと笑える。
感情的に意味もなく泣くのもなくなった。
ここ1年くらいで久しぶりに泣いたのが4日前の日。
0時ちょうどに小学校からの友達が
サプライズケーキを持ってきてくれた。
ここ5年くらい0時サプライズは定番だったが
今回はコロナで集まってなかった分、
まさかすぎて本当に嬉しかった。

豪華に1ホールのケーキ。

次の日の朝から食べて、
母に30年ありがとう と言いながら
結婚式のファーストバイトのようにあげて一緒に食べた。
母もあんたは良い友達.先輩たちに恵まれて
本当によかったね と言ってくれた。

そういえば、
30歳になって後輩からのメッセージに
先輩みたいな人になりたい
と言ってくれたのも相当嬉しかった。

というわけで、
こんな30歳を迎えるとは思わなかったので
この気持ちと空間を忘れたくなくて書いてみた。

私のただの記録。

今後どんな人生過ごしていけるかな ☺︎


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