施設

ろうけんとはなんぞや?

こんにちは、MSWのしょーんです。

なんか色々ありまして、更新が遅くなりました。。。
またぼちぼち書いていきます。

前回は特養(介護老人福祉施設)について書きました。
今日は、同じく介護保険法に記載されている施設である

介護老人保健施設

について書いていきます。

介護老人保健施設とは通称、「老健」と略されており、介護やリハビリが必要な人が入所できるところです。
入所できる人は要介護1〜5の人で、自宅に帰ることを目標とする人です。
特養は終のすみかとしての役割でしたが、老健は自宅に帰るために今しばらくのリハビリをするところです。
なので、入所期間に区切りがあります。

一般的には、1〜3ヶ月と設定されています。
入所する時に入所時の本人の身体機能から目標を設定し、適時評価します。
基本は自宅に帰る人が対象になるので、家に帰る気のない人は該当しにくいと考えておいてください。

老健の特徴として、医師も在中しています。そのため、日常的な診療は老健の医師が担当しますし、看護師も在中しているので、一定の医療行為には対応できます。
ただし、施設によって、対応できるできないに大きな差があるので、気をつけてください。
例をあげるとA老健は喀痰吸引に対応できるが在宅酸素療法に対応できない。B老健は喀痰吸引に対応できないが、在宅酸素療法に対応ができる。
このようなことはざらにあります。
ちなみに、僕が勤務している急性期病院の系列にある老健はかなりの医療行為に対応ができるので、受け入れの幅が広い良い老健だと思ってます。

最後に、老健に入所した場合の通院と薬について書きます。
老健に入所すると、基本通院ができず施設内の医師の診察を受けます。
また、薬は施設が全額負担をするので、なるべく薬が無い方が望ましいです。施設入所中は医療保険が使えないため、代わりに施設が自費対応します。薬の値段が高すぎて受け入れができませんということはよくあります。施設ごとによって自費負担できる薬代が異なることも注意が必要です。

今日は老健について書きました。

要約すると、要介護1〜以上の人が自宅に向けて今しばらくのリハビリを継続するところで、対応できる医療や薬代が施設ごとで異なるので、必ずしも希望したところに入所できるわけでは無い。


ある程度のことは書いたので、これからは、僕が体験した事例の愚痴でも書いていきます。
制度とか病院の種類とかは教科書見れば載ってるし、ネットにも腐る程ありますしね。

ではまた今度

MSWしょーん

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