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暮らしの詩集

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#春

はるもよう

はるもよう

鳥たちがさえずる。
夜にはカエルが鳴き始めた

ふきのとうは、だいぶ開いてしまった。
草木が次の順番待ちをしている。

海は春の嵐の模様。
轟々と遠くの出来事の知らせ。

春はいのちに自由を届けてくれる。
その自由も偉大な制約の中にあるとも知らず。
僕らは春に心を躍らせる。