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会議ファシリテーション

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会議を活性化させるファシリテーションの記事をまとめています。
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#ビジネス

会議でみんなの意見をうまくまとめてアイデアを生み出す2つの視点

最近、会議でまとめ役がいるって大事だなーと改めて感じた機会がありました。 特に今の時期は来年度の活動計画など、アイデアをみんなで話し合う会議が増えています。 そういう時、例えば4〜5人の参加者がわーっとアイデアを出し合った後、「みなさんのアイデアをまとめると、大きくA方向とB方向がありますね」なんて言ってくれる人がいると助かりますよね。 あ、何を話してもこの人が受け止めてくれるんだ、という安心感があります。そういうまとめ役が会議にいる時といない時では、会議の質がすごく変

グダグダ会議を変えるには、一枚の「アジェンダ(目次)」があればいい

オンライン・オフラインに限らずですが、会議の進行って本当に難しいですよね。 クリエイティブディレクターである佐藤可士和さんも「会議をデザインせよ」とおっしゃっていますが、なかなか思い通りにはいかないものです。 で、私が後輩に「会議をうまく進めるにはどうしたらいいですか?」ともし聞かれたら、ファシリテーションとかなんとか言う前に、まず「アジェンダ(目次)を1枚作りなさい」と言うだろうなー、と思います。 会議にアジェンダを用意することぐらい知っているよ! という方も多いと思

多様なメンバーをまとめるリーダーには「感情のファシリテーション」が必要だ

今日は、マネージャー(管理職)向けに「異なる部門の多様なメンバーを上手にまとめるには?」について書いてみたいと思います。 マネージャーの役割が大きく変わる新型コロナによる働き方の変化は、特にマネージャーの役割を変えると言われています。 これまでは、自らもプレイヤーとして稼ぐ「プレイングマネージャー」が多かったですが、これからは組織に変革をもたらす役割を期待されるのではないでしょうか。 例えば、現場の仕事は部下になるべく任せ、新規の顧客を開拓するプロジェクトを立ち上げたり

会議でうまく話せないという新人に対して私がアドバイスしたこと

今年度は新人トレーナーというお世話係を担当していたのですが、トレーナー期間ももう終わり。そこで、新人とお茶をしながらここまでの振り返りをしていました。 今年の新入社員は、入社後即リモートで、通常の様な新人研修を受けていません。では、今年の新人が例年よりも劣っていたかというと、そんなことはありませんでした。 これは、私の個人的な感覚だけでなく、全体的にそうだったようです。 とはいえ、当の本人たちは不安も多かった様子です。 私が担当している新人に、何が大変だった?と聞くと

大学の授業を最後に飽きずに聞いてもらうために、「対話型」にしてみた

今日は、大人数向けに話す動画を、いかに飽きずに見られるものにするか、について書きたいと思います。 社内向けの研修や顧客向けのセミナーなど、動画でプレゼンを録画しなくちゃいけない、そんな機会も増えたのではないかと思います。 私の場合は、大学での非常勤講師がそれにあたります。 大学はいま、再びオンライン化に切り替わりつつあります。 私は、法政大学経営学部でマーケティング・リサーチ論という授業の講師を担当しているのですが、こちらは登録者300名のオンデマンド授業です。 つ