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聲の形 好きだけど嫌いな作品

あらすじ

親分肌の少年・石田将也は、耳の聞こえない転校生の少女・西宮硝子にいじめをすることで退屈な日常を忘れる。しかし、ある出来事をきっかけに周囲から孤立し、心を閉ざしていく将也。そして5年後、高校生になった彼は別の学校に通う硝子のもとを訪れる。

Google検索を改変したもの

終始辛い

正直、この作品を見るのはずっと辛かったです
本当にずっとで、最初から最後までずっと辛かったんですよ

なぜかと言うと、僕も言葉が伝わらず、人を傷つけてしまった経験があるからです

なので、いじめの頃の話を聞くと昔の僕のように思えて、とても辛く、見るのをやめようかと思ったほどです
それだけではありません「将也が孤立していくシーン」あれも、僕と重なるところが多く、辛かった
そこからも本当に辛かった。「俺って幸せになっていいのかな」という考えもとても分かるし、実際悩んでいました。
さらに、将也が成長していくたび、だんだん辛くなりました
まるで、何も出来ていない自分を責められているかのような
そんな気がしました

だけど好き

だけど、好きな作品ではあります

なぜかと言うと
この作品を見ると、「自分について」考えれるからなんですよね
昔、どんな過ちを犯したのか、これからどう生きていくべきなのか
とても考えられます

人生というものは、どう頑張っても「自分」から逃げられません
それは、性格もそうだし、過去の自分からも、未来の自分からだって逃げられません

なので逃げてはいけないのです
ですが…
逃げてしまいたい自分がいるのも事実

そんな自分に、アラートをかけてくれるような作品
それが、この聲の形だと思っています


だから、僕は聲の形が好きでもあり、嫌いなんですよね


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