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腸内細菌と人種(国毎)での違いについて

こんにちは、湘南バイオデザインです!

本日は人種(国毎)での違いと健康や腸内への影響について記載します。
世界の国や人種ごとに解析した研究報告によって、国別に腸内細菌のタイプには3つのタイプがあることが報告されています。

3つのタイプとは、ビフィズス菌が多い「ルミノコッカスタイプ」、バクテロイデスが多い「バクテロイデスタイプ」、プレボテラ菌が多い「プレボテラタイプ」になります。
このタイプの違いには食べている食生活に関連がありました。バクテロイデスタイプは、主に肉食が中心の食生活を送る国が多いく、中国や欧米の国に多く分布しています。

プレボテラタイプは、小麦やトウモロコシなど主に穀物による炭水化物を中心にした食生活を送る国に多く分布しており、中南米や東南アジアなど多くの国に分布しています。
ルミノコッカスタイプは、この2つのタイプの中間の食事を摂る国で日本やスウェーデンなどがこれに属します。
このように腸内細菌の種類や多様性には食生活のつながりが強いです。

日本の場合には、他の国で多くみられる古細菌が目立って少ない、炭水化物などを栄養素として活用する代謝機能が優れていること、日本人の9割はノリやワカメなどを分解する酵素遺伝子をもつことが分かっています。

腸内細菌の種類や多様性の影響は、薬による影響もあり、特に抗生物質では腸内細菌を弱らせてしまいます。
また薬で服用するだけでなく、食事や環境の中などにもさまざまな形で存在しています。

このようなことも踏まえて、体質に合った食生活を考え、腸活に役立てることも大切です。

日々の生活から腸内環境を整えましょう!

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