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腸内細菌と記憶力について

こんにちは、湘南バイオデザインです!

本日は記憶力と健康や腸内への影響について記載します。

ストレスがかかると胃腸の調子が悪くなり、下痢や便秘をするように、
腸と脳にはお互いにつながりがある「脳腸相関」がある事が様々な研究で報告されています。

その中でも腸と記憶力についても解明され、食品として利用されるようになりました。
最新の研究では、ビフィズス菌MCC1274という菌株に記憶力を維持する作用が確認されています。

ビフィズス菌は私たちもよく知っている善玉菌の1種です。
その中でもビフィズス菌MCC1274には、
加齢によって低下してしまう認知機能を維持することが確認されました。

特に記憶力の維持に役立つことが確認されました。
具体的には、単語や物語をすぐに復唱できる「即時記憶」、
空間的関係を認識して、
正確に構成すること図形を模写できる「視空間・構成」、
少し前に覚えた単語や物語、
図形を思い出す「遅延記憶」について有効性が確認されています。

その他にも、腸内細菌によって生み出す「酪酸」によって、
脳の海馬や前頭葉での脳内神経栄養因子が増えたということも分かりました。

海馬は、学習にも影響する記憶の場所で、
前頭葉は短期記憶を司る「ワーキングメモリー」に関係する場所です。

腸内環境を整えることは、このように私たちの記憶力に影響してくるのです。

日々の生活から腸内環境を整えましょう!

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