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「あ、ビジネス書ってこう読めばいいんだ!」って今更気づいた話し

コロナの影響で外出もできないので、
本をたくさん読んでやろうと張り切っています。

でもね、読みたい本はたくさんあるけど、
読むのが遅いし、読書体力も多いわけじゃないから
長くても1時間ぐらい読むと疲れちゃうんです。
同じ様な悩みの人いるかな。いるよね。

そもそも
なんで読むのが遅くて読書体力も無いのか考えてみた結果、
「貧乏性」が原因ということがわかりました。

読書の習慣が付き始めたのは社会人になってから。
それまではマンガばっかり読んでました。

その頃から「貧乏性」の片鱗があったのです。

そう、マンガが面白すぎて
隅々まで味わってやろうと(無自覚に)意気込み
1コマ1コマじっくり読んじゃうのです。

同じことを読書の時もそのままやっちゃってました。
読書体力が少ないのではなく、無駄に消費してたんです。

ゲームの攻略本って読んだことある?

皆さん、ゲームはしますか?昔したことがあるでもOKです。
そして、攻略本を買ったことありますか?読んだことありますか?

私は現在33歳、
そう、ドラクエ・ファイナルファンタジー・ポケモン世代です。

私がこれらのゲームにハマっていた当時は
インターネットもまだまだメジャーではなく、
ゲーム攻略の情報については、攻略本の全盛期。
塾の帰りに本屋でよく立ち読みしたのを覚えています。(買えよ)

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ほんの数分立ち読みしただけなのに、
ちゃんと内容を覚えているんですよね。
学校とか塾で読まされた物語は覚えていないのに。
不思議、不思議。

マンガと攻略本の目的の違い

マンガと攻略本って違いますよね。読む目的が。

マンガはストーリーを楽しむために読む。(違う人もいる?)
攻略本はゲーム中をクリアするために読む。

ビジネス書ってなんで読むんだっけ。

仕事や生活の課題をクリアするためですよね。
ビシネス書のストーリーを楽しむために読む人は、なにか特殊なマニアしかいないでしょう。

ということは、ビジネス書は攻略本と同じく
”ゲームをクリアするために”読めばいいってことにならない?なるよね。

「目的を定めると本を読むスピードが早くなるよ」

この言葉、3年ぐらい前に北大東島のキャリア教育事業で
小中学生に速習(速読法の一つ)を紹介する機会があって、
そこでご一緒した園善博先生がって言ってたんだけど、
その時はあんまりしっくり来てませんでした。(ごめんなさい)

今回「”ゲームをクリアするために”」に気づいたことで
もう1つの隠された真実に行き着く事ができました。(今さら)

攻略本って
もうクリアしたとことか、重要じゃない(と判断した)説明とかって
隅から隅まで読まないよね。全く。(正直者は救われる)

そう言えば園先生、
「目的を定めると本を読むスピードが早くなるよ」
の他にも
「本って別に全部キレイに読まなくていいんだよ」
って言ってたわ。笑

家にあったこの本にも書いてあるわ汗(読み直します)

この2つがそろって略本的読書”が成立するわけね。

しっかり読んじゃうクセ

読書経験の初期って、
学校での授業なんかが殆どじゃない?

学校で本を読まされる時って、
特に主体的な目的無いですよね?受け身。
そして国語の勉強としてなので、しっかりと読まされる。

個人的な「貧乏性」もそうだけど、
ここにもしっかり読んじゃうクセの原因が隠れている気がしてきた。

そもそも「ゲームなんかしないで勉強しなさい」って言われて育ったから
攻略本を読む行為を、「本を読んでいる」と捉えていなかった。

だから勝手に「学ぶ=読書=しっかり読まなきゃ」
って固定概念ができちゃっていたんだろーなー。

「しっかり読む」と「攻略するために読む」は
教科書と攻略本とで、自然と昔から使い分けをしていたハズなんだけどね。
固定概念は怖いですね。

しかも「しっかり読む」ことで
いつの間にか「読む事が目的」になっちゃってたりするかも。笑

ビジネス書は攻略(行動)ありき

「何か攻略(行動)する為の手段としての読書」
という概念をしっかりと持つことが、
本を早く読み、自分を成長させることに繋がるんですね。

なんか前に書いたPBL(Project Based Learning)とSBL(Subject Based Learning)に似てる気がする。

「ゲームばっかりしないで勉強しなさい」って言われてきたけど
ゲームも勉強だったんだな。

あなたが今読んでいるビジネス書は、
現実世界の何を攻略するために読んでいますか?

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最後まで読んでくれてありがとうございます! これからも沖縄・地域活性化・読んだ本からの気づいたことをぽつぽつと載せていきまーす