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中国へ!美味しい

大理はダラダラと歩くだけで楽しいです。美味しいものを売っている屋台とお店がだいたいどこにでもありますし、風景を欲する心持になったのならば、壮大な蒼山を見ればいいですし、湖の方に行ってもいいでしょう。

まぁ車やバイクには気をつけてください
今回はぶつかりませんでしたが、僕の予想では、ぶつかっても多分平然とした顔でぶつけた相手は立ち去っていきます

大理は、というよりは雲南省は、なんでしょうか、新鮮なフルーツもたくさん売っています。フルーツ店もそうですし、車の背にぎっしりとフルーツを詰めて売っている人もいます。バナナやイチゴは知っていますが、豆みたいなフルーツだったり、ライチみたいな変なフルーツだったり、知らないものも盛りだくさんでした。僕が食べたのは写真にもある、甘蔗です。見た目は竹ですが、中には甘い汁が詰まっており、噛んで汁を吸った後、吸い殻は食べられないので捨てます。日本だと、サトウキビにあたるんですかね、サトウキビ食べたことないからわからないですけども。甘蔗を売っているお兄さんも、毎日売っているはずなのに、わずか数分のうちに五個くらい甘蔗をむしゃむしゃと食べていたので、相当美味しんだ、と思いました。そして相当美味しかったです。甘い布を食べているような感覚(?)を抱きました。

一本で売っている場合が多いです
誰が一本買うんだろう....
僕たちは一口サイズに切ってあるやつを買いました

大理ならここでしょ、と彼女のお友達が進めてくれて、彼女が連れてきてくれました。スープの方が巍山耙肉饵丝、炒め物の方が炒饵丝です。本当に饵丝の中にも色々な種類があって、それぞれ特色があって面白いですよ。巍山耙肉饵丝は見た目の通り結構辛いんですが、上に乗っている野菜の酸味と相まって、辛いのにドンドンと食べれてしまう魅力があります。炒饵丝、饵丝ってのは炒めても美味しいんですね、もう感動です。何故かそばめしを食べている感覚に、炒饵丝を食べながら陥りました。女性の店主さんが一人でやっているお店で、一見不愛想に見えましたが、喋り出したら優しさが少しずつ溢れてくるタイプの人で、母の味を頂けたような温かい気持ちになってお店を出ました。

もし一人で旅行に来ていたら入りづらいようなお店でした。連れてきてくれてありがとう……!

そしてこちら、メロンパン。パイナップルパンと書いてありますが、メロンパンです。メロンパンの中にバターが挟まっているもので、最高。日本人の口に合うと思います。食べている時は、日本に戻ったような気もしました。
表面がサックサクで、甘さも抜群。甘さがくどくなる前に一つをペロリと食べられる理由は、間に挟まるバターが甘さを程よく滑らかにしてくれているからでしょう。

彼女が絶対に食べて欲しいと思って買ってくれました!
僕の好みを把握していますし、やっぱりその気持ちが嬉しいです
実物を

ピザです。ピザですが、パイに近い味わいでした。甘いやつを甘くないやつがあって、買ったのは甘くない方です。奥の看板に書いてあるように、四十年もここでお店をやっているそうで、四十年も経てば仕事にも飽きてくるのか、死ぬほどやる気のない接客をしていただきました。あまりにも売り上げと客に関心がなさすぎて、お金を払わずに逃走しても全然大丈夫そうな雰囲気がありました。そんなことしないですけどね。

追記ですが、お店によってはwechatでしかお金が払えないものや、屋台では信用できないという理由でシステムが支払いを拒絶してくる場合もありました、困るんですけど....

僕たち二人は、毎日本当に胃袋が爆発するくらいまで食べましたし、ゲストハウスに帰ってからも、美味しいヨーグルトや別の種類の饵丝を彼女が出前で頼んでくれて一緒に食べました。喜びと幸せがあります。けれども大理のグルメは底をつきません。路地を曲がる度に新しい商店街が見えるような繁盛ぶりで、一歩ごとに食べたいものが出現する、と言っても過言ではありません。本当に素晴らしい街に連れてきてもらったんだな、ともぐもぐしながら感動していた所存です。
大理にきたら、食べれるだけ食べたほうがいいですよ皆さん。ですがもうお腹に入らないと限界を迎えた後に、すこぶる美味しそうな店が姿を見せることもあるので注意が必要でしょう。ではまた。


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