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タイで遊ぶ① 乗り継ぎ

タイで遊ぶことにしました。常夏と言われ、観光地もビーチも豊富だと噂されるタイですが、実際のところはどうなのでしょう。

毎度のことながら極貧の僕は、渡航費用を最小限に抑えるべく、上海を経由してタイのバンコクに行くことにしました。
上海。その言葉を聞くと、必然的に例の航空会社が頭に浮かぶようになってしまいました。中国東方空港です。今回もお世話になることにしました。名古屋から上海、上海からバンコクまでも中国東方空港です。

出た!

乗り継ぎ時間は2時間半。確か上海浦東空港が指定している最低乗り継ぎ時間が2時間ですから、結構ギリギリの乗り継ぎ時間です。こういう時、飛行機には絶対遅れてほしくないですよね。遅れることで有名な中国東方空港は、そんな僕の願いを聞いてか、今回もまたしっかりと三十分遅れるという期待通りの仕事をしてくれました。いやぁ、つくづくいい航空会社だと思わせられます。。

そんなわけで30分遅れて上海に到着し、どうなってしまうかと内心怯えていたんですが、今回もかなり乗り継ぎが空いていて、1時間もかからずに次の便の搭乗口に辿り着くことができました。本当によかったです。

乗り継ぎで心配なのは混んでいるか混んでいないかで、手続き自体は極めて簡単です。

まず飛行機を降りたら、transfer の看板に従ってひたすら進みます。ぶっちゃけ中国での乗り継ぎは、明らかに中国に用がなさそうな日本人旅行者や、明らかに中国と縁がなさそうなヨーロッパ人の行動に合わせていけば間違えるなんてことは起きません。

歩いていると次々に人やゲートが出てきて足止めされますが、必要なのはパスポートと、日本でもらえる次の飛行機の搭乗券のみです。中国のスタッフも、僕たちが中国語をわからないのなんて百も承知なので、無言でパスポートを要求して、無言で通してくれることがほとんどです。あるいは簡単な英単語を言われるだけなので、言語も気にする必要はなしです。

最後に保安検査場があり、それも普段通りこなせばどおってことありません。抜けたらもう搭乗口です。

上海の場合はターミナル間を移動する列車に乗らないといけないのがやや面倒

そんなわけで上海からタイへと向かうんですが、所要時間は5時間。なんとなくタイなら3時間そこら着くイメージがありませんか?僕はありました。飛行機のチケットを買った後も、乗る前日まで3時間くらいで着くと思っていました。タイを舐めるな、とタイに殴られた気分です。でも日本からニュージーランドまでで10時間ですよ、その半分はいくらなんでもないでしょう。でも5時間かかるのです。

タイは日本人に人気なんですね。日本人団体客や、大学生の集団が同じ飛行機でバンコクを目指しており、機内は日本語が飛び交っていました。日本人は1人くらいの気持ちで着ていたので案外拍子抜けしてしまいました。国内線に乗っている気分で5時間過ごしたのが正直なところです。


タイに到着です!

わかっていて来たはずなんですが、蒸し暑さが体に広がって、暑いという感想が口から飛び出ます。頭痛もしてきました。
けれど到着は到着です。彼女とも無事に再会を果たせ、幸せをぐっと噛み締めます。初めて踏む東南アジアの雰囲気に、少しの警戒と大きな期待を寄せるのです!


続く

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