横浜デート① 昼の部
横浜にやってきました。
初めての横浜です。何やらデートに最適らしいとの噂を聞いて今回の旅の目的地としました。今までは逆でした。僕は捻くれていて、デートにふさわしい場所なんか、絶対にカップルだらけで目障りだと思って行くまいとしていたのです。しかし、彼女ができると、気分が変わることなどざらなのです。
名古屋から新幹線で一時間ちょっと。新横浜駅に到着です。新横浜駅から桜木町駅という場所に到着したならば、そこはもうかの有名なよこはまみなとみらいの街並みが広がっています。
洗練されたデザインと、解放感が広がっています。この時点で、すでにデートの雰囲気が漂っていますよね。僕たちは荷物を大量に持ってやってきましたから、まだデートというよりは、移動という感じでしたので、早く荷物をホテルに置いて気の向くままに二人で散策でもしようという気持ちになりました。つまり、第一印象から素晴らしいということです。
奥に見えるベージュの建物が僕たちが予約したホテルです。桜木町ワシントンホテルという名で、二時からチェックインができる有能なホテルです。
ホテルからの景色がこれです。圧巻。みなとみらいの魅力が凝縮されて映し出されています。
なるほど確かにこの雰囲気、デートです。これはさすがにデートですよね。都会らしさと海辺の爽やかさが合わさってます。残念ながら、僕たちが行った時には空が曇っていましたが、曇っているのもまた一興、と思わせてくれるだけの完成された都市です。
みなとみらいの魅力は夜だ、という風の噂を耳にしたのですが、日中も期待以上の壮観さを感じましたね。
感心したのが、町にロープウェイがかかっているということですね。これが最もみなとみらいの近未来感を醸し出していて、この海辺の都市を特別にしている要因だと感じます。外から見ているだけでもワクワクします。そして、いい商売ですよね。こうやってすげぇ!とか言っている僕みたいな観光客から金を巻き上げようという魂胆が見え見えです。
ロープウェイがどこまで続いているのかというと、埋め立て地にある横浜ワールドポーターズの真横までです。もちろん歩いていくこともでき、僕たちは散歩しながら海を渡り、ここまでやってきました。
余談ですが、散歩の途中に、水陸両用車乗り場を発見しました。これはV6の長野君とさかなクンがやっているテレビ番組で知って以来、いつか乗ってみたいと思っていた代物です。やっとその時が来たか、と思ったのですが、何故か臨時休業をしていました。大人しく散歩でもして楽しんどけよ、というみなとみらいからのメッセージなのかも知れませんね。
というわけで、横浜ワールドポーターズの中に入ってみました。要はでかいイオンモール、というのがこの大それた名前の施設の実態なのですが、とても楽しい施設となっていました。中でもガチャガチャのコーナーが特大の大きさで、1610面あるらしいです。
人気作品のガチャガチャから、こんなもの誰が買うねん、というふざけたガチャガチャまで網羅しています。僕も彼女もガチャガチャが好きなので、軽く一時間はここでブラブラしていました。
これはドーナツの指輪が売っているガチャガチャで、なんと運がいいことに(悪いことに)、ドーナツを狙っていたら二連続でコーヒーが出てきてしまいました。
僕はコーヒーが飲めません!
僕は絶望して、やけくそで三回目を回そうとしたのですが、冷静な彼女がこれでお揃いだよ、と言ってくれて、むしろ嬉しい気持ちが増えました。単純な人間です僕は。
永遠にワールドポーターズで遊んでも良かったのですが、横浜滞在はこの一日だけですから、せっかくだからもう少し色々なところを遊んでみるかということで、外に出てみました。
すると突然ドーナツ型の道が頭上に出現して驚きました。こんなところまで近未来感を出して一体どうするんでしょう。本当に異星人が住んでいる可能性すら浮上してきました。
優秀なグーグルマップさんが、この先にかの有名な横浜赤レンガ倉庫があると示していたので、僕たちはドーナツに乗り込む決断をしました。
この時はまだ、横浜赤レンガ倉庫がどれだけ美しいのかを知らず、ただ有名だからという理由と、お腹が空いていて何かを食べようという理由で赤レンガ倉庫に向かっていました。低いモチベーションです。
だからこそ、度胆を抜かれるのです。
次回 夕方の部。
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