妻のノコギリ技術にシビれた日
リビングにあったソファ。
子供たち(5歳と3歳の男児)が毎日ぴょんぴょんぴょんぴょん。
背もたれやクッションが取り外しできる形式だったため、解体しては再びぴょんぴょん。
妻に口癖ができました。
「ソファはぴょんぴょんしないよー!」
優しく注意する日もあれば、堪忍袋の緒が切れて怒る日もチラホラ。
そんなわけで妻の怒りの沸点に達し、我が家は新しいソファを買う前に現ソファを廃棄することに。
今の家に引っ越して約1年半経過しましたが、我が家のリビングは二階にあります。
階段の幅がそこまでなかったため引っ越し業者にオプションをつけ、釣り上げてもらって搬入しました。
ということは、階段でソファを下すのは困難。
さて、どうしたものか。
階段をなんとなく眺めてみる私。
「これ、なんとかいけるんじゃない?」
ここからが悲劇の始まり。
妻と私は「よし、階段で下してやろう」ということで、夕食後二人でえっさえっさと運び始めます。
何とか角度を変えながら下していく私たち。
途中、やはりサイズが大きくこれ以上進むことができません。
「だめだ、一回上に戻して作戦を考えよう!」
はい、悲劇スタート。
何度戻そうにも重量×角度調整の難易度が高く、階段が詰まる事態に…。
夏場汗だくになりながらもどうにもこうにも動かない…。
妻は夜も更けてきたため、寝かしつけに行く時間。
私は提案します。
私「ソファ、もう捨てるのは決定でいいんだよね?」
妻「そうだね。」
私「この場で解体しない?」
階段の中頃で詰まったソファをその場で解体することを決定。
妻が子供たちの寝かしつけにいっている間、ノコギリを片手に解体を始めた私。
ギコギコギコ・・・ギコギコギコ・・・ガチっ!!
「ん?!」
タッカーにぶち当たるノコギリ。
よく見るとその先にもタッカーがたくさん。
妻にLINEを入れる私。
「ギブ。明日便利屋呼ぼう。」
寝かしつけから帰ってきた妻がソファをチェックしながらギコギコギコ・・・。
「この先ベニヤ板だし、全然いけるよ!そっち支えてて!!」
「えー?本当にいけるの??今日チャレンジしたこと全部裏目に出てるからもうやめようよ…。」
そう私は思いましたが頑張る妻。
そこから約10分。ソファ解体完了。
そして無事外へ運び出しも完了。
その日の夜、私は何度妻に「すごっ」と言ったかわかりません。
~後日談~
私の母にエピソードを話したところ、
「旦那が何もできないと妻は強くなるんだよ。うちにも同じようは人がいるけどね~。」
はい、私も父の背中をみてしっかりと引き継がせていただきました。
妻に感謝。
そういう星に生まれてきた自分の幸運にも感謝です(^^)
①私が頑張ったノコギリ跡(あきらめるの早すぎでしょ)
②妻が解体した後のソファ
Focus now , enrich your days .
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