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『会社員』としてあるべき姿って何?

「会社に来るのはお仕事をする為である。」
これに関しては何の異論もない。
毎月働いてお給料を頂いている訳だし、そもそも会社に入ったのは仕事をする為だから、至って自然な事だと思う。

でも、それだけ?
会社員って、会社に行って(会社や業界によってはリモートで)仕事してればそれだけでいいの?
そんな事ないでしょ。
毎日のように顔を合わせて一緒に仕事に取り組む同僚との関係性や絆を深めるのも、『会社員』の活動の一環なんじゃないの?
僕達はロボットじゃないんだから。
血の通った人間なんだから。
そして、会社は、その集合体なんだから。

組織の中にいようが、僕達一人一人が、『一個人』である事は変わらない。
そもそも、『組織』とは、『個人』の集合体。
故に、各々が『個人的感情』を抱えているのは自然な事であり、そこに異論があってはならない。

僕の例に当てはめると「前職の時も職場が浜松町で、その時は途轍もなく悔しい思いをしたから今の職場では同じ過ちを繰り返さないように頑張るぞ」という感情は、間違いなくプラスのエネルギーに変えられている訳だ。
そのような感情すらも持つ事が許されないなら、どんなモチベーションで仕事に取り組めばいいの?

会社員に限らず、仕事への向き合い方には様々なスタイルがある。
僕自身、『同じチームに同じ地元の人がいたから胸が熱くなる』、『過去に使った事がある施設の名前が出てきて嬉しい』などの、一見実務とは関係ないような部分で芽生えた感情を仕事に対するプラスのエネルギーに転換させて取り組む事は、業績を上げるための一つの活路だと思っている。
だからと言って、そこばかりに意識を向けすぎて仕事が捗らなくなるなんて事はあってはならないとも考えている。

もし批判をしている人達が別のチームの人だとしたら、その批判は、周りの目や世間体を適切なレベル以上に気にして『己』を抑え込みすぎている自分の不甲斐なさに向けるべきなのでは? 
と思う所がある。

何故ならば会社は、多種多様なバックグラウンドの中で育まれた、様々な価値観を持った人同士が協力して成果を挙げなければならない場所だからだ。
自分と価値観が違うからと相手を非難した所で、業績が上がるわけではない。
相手に対応する柔軟性や適応力を高めるためにも、会社の中には多様なスタイルの向き合い方があって然るべきなのだ。

という訳で、明日からも、人間らしく、人間臭く、滾る情熱を全て自分の仕事にぶつけてきます!

2024,7.21 SHOMA.O

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