毎日コツコツ料理暮らし その35 「農家さんとマルシェでまた会える日まで」
みなさんは農家さんと交流はありますでしょうか?
子供のころは地元の徳島で暮らしていると、まわりの農家さんが家の勝手口の前に野菜を置いてもらったりしていました。住んでいた徳島県の藍住町は人参が有名で、ビニールハウス栽培でおこなっていたので、学校の帰り道の畑は一面ビニールハウスだらけなことが当たり前でした。学校では、帰り道にビニールハウスに穴を空けないなどの注意をよくされましたが、あのころはこれがとても農家さんにとって大ダメージになることも今、農家さんと交流があり、話を聞いているととても重大だってことも気づかされます。
毎週、大阪の都心では農家さんが直接販売するmarchéが開催されていましたが、コロナウイルスの影響で1ヶ月半前から中止となっております。仲良くしていた農家さんからは、直接配達のついでに購入させていただいたりしています。
marchéに通い出して、6年くらいになり野菜のことは農家さんから直接いろいろなことを学びました。そろそろあの野菜が収穫されるかな?またブドウの季節だから、岡山のブドウ農園さんが来てくれるとか、季節も感じるきっかけや旬を意識させてくれます。
そして、農家さんから直接購入することによって、どんな人が作っているんだろうっていうこともわかって、野菜や果物に作った人の感じが伝わってくるものがあります。そして、鮮度がスーパーなどで購入するのとではかなりちがいます。農家さんがmarchéで売っているのは、24時間以内に収穫されたものです。
鮮度が良いので美味しいのも当たり前で、長持ちします。スーパーで買うものよりも1週間以上もつことがあります。
今、コロナ救済で関西を中心としたmarché出展者の農家さん、生産者さんの紹介をこちらのsuper marchéのFBページにておこなっています。
私もマルシェにはサポートで関わっていることもあるので、今回なにかできないかと思い、農家さんの野菜を使った簡単料理の紹介もしています。
今回は、兵庫県丹波のKOM'S FARMさんの葉たまねぎを使った簡単蒸し焼き料理を紹介させていただきました。他にもどんどんと紹介していこうと思いますので、ぜひとも、super marchéにいいね!していただきまして、チェックしてみてください😊
他にも、コロナウイルスによる救済ページがたくさんあります。農家さんも通販できるものもたくさんあります。
これをきっかけに農家さんとのコロナが終息後もつながりになればと思います。
ただ、どの農家さんが野菜が余っているとは限らないことも知ってください。農業では畑の入れ替えの端境期(はざかいき)が春と秋を中心におこなうことが多いです。端境期の時は、野菜が少ない時です。まさに今ちょうど4月くらいが端境期で5月半ばくらいまでが端境期なことがあります。農園が大きいところは端境期が起きないように栽培と収穫のバランスをとったりしますが、農園の規模がそこまで大きなところでなければ端境期はあります。もし、このままコロナウイルスの影響でマルシェの中止が長引くことになると、端境期が終わった後で野菜が余ってしまうことが増える可能性もあります。
需要と供給のバランスも農家さんにはとても大事ですね。無理なやりとりだけは控えて、相談しながら進めてくださいね。
最近では、農家さんがメルカリでB級品のものを売るなんてこともしているみたいですし、仲良くさせていただいています、和歌山のみかん農園のみかんのみっちゃんは、SNSで直接やりとしてみかんをたくさん販売しており、たくさんのファンがいらっしゃいます。
CtoC(Consumer to Consumer)な個人間取引が今後はどんどん増えてくると思います。今回のコロナウイルスでCtoCがとても広がりと、より深いCtoCができている気がします。マルシェもCtoCな部分が大きいので、コロナが終息したら、ぜひともいろんなマルシェなどで農家さんと交流してみてくださいね!
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