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雪の京都洛北「圓光寺」

家庭菜園がお休み中のため、今年にはいって神社仏閣参拝が多くなり。。。

京都市内は5年ぶりに8㎝以上の大雪と言う事で、雪化粧したお寺がきれいだと噂の圓光寺に。

このお寺、慶長6年(1601年)に徳川家康公が国内教学発展のために建立した禅寺学校なのです。(1667年に現在の地に移転)

美しい雪化粧した禅の悟りに至る道。

そこには非日常の時間と静寂の空間がありました。

正門

正門には大本山南禅寺研修道場の名が。
このお寺は開校時は僧侶を問わず入学を許したとのことで、今は毎週日曜日に「日曜坐禅会」を行っています。

正門
正門(大本山南禅寺研修道場)

奔龍庭ほんりゅうてい

「龍が奔りはしり雲海が煌めく」という枯山水。
雪が無ければもう少し荒々しく天空を自在に奔るはしる龍がみれたかも。
この光景、なんだか雪が生クリームのように見えてきた😫
煩悩が。。。わたしはまだまだ修行が足りないようです😭

奔龍庭

十牛之庭じゅうぎゅうのにわ

本堂にあがり、雪の降る静寂の中十牛之庭じゅうぎゅうのにわを心静かに愛でます(雪が被って牛がわかりずらいですが)。

牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして造られた庭園。
牛は人間が生まれながらに持っている仏心をあらわしていて、牧童が禅の悟りに至るまでの道程で懸命に探し求めていた悟りは自らの中にあったという物語だそうです。

十牛之庭

水琴窟

静寂の中で五感を研ぎすませ、一滴一滴が奏でる澄んだ音色は心地よい余韻を残して心を癒し和ませてくれます。

水琴窟

栖龍池せいりゅうち

京都洛北最古の泉水、先人たちはこの眺めを絶景として褒めたたえたといいます。

栖龍池


坐禅堂

修行道場としてこれまで多くの雲水(修行僧)たちが参禅の日々を過ごしてきた坐禅堂。

坐禅堂

家康公のお墓

圓光寺の基礎を築いた徳川家康公の歯を埋葬したお墓。

家康公のお墓

東照宮横からの眺め

東照宮からは京都市内が一望、絶景です。

圓光寺東照宮横からの眺め


※ヘッダー画像は圓光寺十牛之庭のお地蔵さん。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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