見出し画像

プラントミルクの時代が来た⁈

こんばんは、食彩アドコムです。

今回はプラントミルクの話。
プラントミルクって、わたしはこれまでタイガーナッツのオルチャータを話題にしてきましたが、豆乳に加え最近ではアーモンドミルクとかライスミルクとかをよく見かけるようになりましたね。

今、牛乳に変わる植物由来のプラントミルクの市場が熱いんです。


プラントミルクの種類について

まず、ベースは明確な区分では無いですが、4種類ほどに分かれます。

・穀物ベース
・ナッツベース
・シード(種)ベース
・野菜ベース

それぞれの代表的なミルクは、

・穀物ベース:ライスミルク(玄米ミルク)、オーツミルク
・ナッツベース:アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ウォールナッツ(くるみ)、パインナッツ、ピスタチオ、ココナッツ
・シードベース:ヘンプシード、パンプキンシード、サンフラワーシード、フラックスシード(亜麻仁)、セサミ
・野菜ベース:豆、タイガーナッツ

(参照記事:veggy Vol.74)

プラントミルク市場が熱い理由

1.健康効果
プラントミルクと一言で言っても、それぞれ効果は違いますが、
概ねビタミンやミネラルや食物繊維が豊富、加えて低カロリー、コレステロール0。さらに、美肌やアンチエイジング等美容にも効果あり

もう一つの驚く理由は、こちらから。


2.エシカル、サステナブル、のトレンド効果
牛乳を作るには、牛を育てるのに必要な大量の水と餌、広大な土地、人工妊娠や出産、毎日の搾乳、という工程が必要。

さらには、精子採取・人工妊娠・仔牛や余剰オス牛の処分・連日の搾乳という工程があることを考えると、エシカルやサステナブルとは全く異なります。

対して、植物性であれば、総合的にみて確実にエシカル・サステナブル!

今の全世界が目指しているトレンド!!!


3.ベジタリアンやビーガンの増加と世界に多い菜食主義

イギリスでは、1847年にベジタリアン協会、1944年にビーガン協会が発足されており、世界的にもベジタリアンやビーガンの方が増加。
(ベジタリアンやビーガンの説明は後日掲載します)

ベジタリアンの人口比は、英国では人口比16%(2006)、米国13.7%(2008)、スウェーデン10%(2014)、日本9.2%(2003)
(日本ベジタリアン協会HPより引用)
英国内でビーガンと自認する人の数は2016年で人口の約7%に相当(価格比較サイトCompare The Marketの調査)。
日本では、2017年12月時点でのビーガンの割合は1.0%という結果(レストラン検索サイトVegewelの調査)。
(JETROのHPより引用)

宗教上でも菜食の方は多いこと。

因みに、世界の宗教信仰者は総人口の83%を占めているという宗教別の食事要件はakkieさんの記事に詳しく書いてあります(下記記事は導入部です)。

日本では、東京オリンピックの来日外国人、また増加する植物性由来を好む日本人をターゲットに見据え成長産業の一つとして、大手メーカーをはじめ各社が本腰をあげてきました。

豆乳は少数派でしたが、最近はグ〇コのアーモンドミルクやア〇ヒ飲料PLANT TIMEなどの販売強化により市場が急拡大。

コメダ珈琲もプラントベースの店舗を出店。

加えて、今月(2021年1月)には、欧米で人気のスウェーデン発のオーツ麦に特化したオーツミルクの世界中の市場で植物性ミルク飲料のシェア拡大を牽引しているトップブランド「OATLY(オートリー)」が、日本上陸

プラントミルクで気になること

これまでプラントミルクは最高かのようにお伝えしてきましたが、プラントミルクだったらなんでもいいわけではありません。

農薬や肥料による懸念、市販されているプラントミルクの多くは「加工品」だから、輸入品などでは保存料(そもそも日持ちしないので)、味やテクスチャの調整、栄養の補強など添加物も確認する方が良いのではないでしょうか?

やはり、自分で搾って作るのが何にもまして一番 ⁈

最後に

ご参考までに野菜ベースのプラントミルク「オルチャータ」(タイガーナッツミルク)の記事を添付します。


最後までお読みいただきありがとうございました。

サポートをしていただけたら大変嬉しいです! 循環生活の潤滑油として使わせて頂きます(^^) Mail:contact@shokusaiadcom.jp