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微生物の話

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微生物の力について記述したものを集めてます。 微生物は、発酵を促したり、水を浄化したり、生ゴミを分解して堆肥にしたりと、人類と共生してる大切な存在です。発酵の街や塩やコンポストな…
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記事一覧

ミミズの生態を理解すると世界が変わる

ミミズって、昔から目が見えず腸しかない下等生物と思っている人って多いですよね😰 だけど、土を触っている人ならミミズの素晴らしさを知っているように、大地にとって重要な生物だと世界中で研究されてきました。 中でも、ダーウィンは死に際まで40年間研究したという。 今回、そのミミズの働きを、30年以上研究を続けている農学博士中村好男先生著「ミミズと土と有機農業」を参考に「カーメン君」ガーデンチャンネルで説明していましたので、わたしの少しばかりの知識と共にご紹介します。 目から

コーヒーかすと畑を結びつける目から鱗の話(2)

昨年11月にnoteで教えて頂いたコーヒーかすを使ったミミズコンポスト、面白い記事を見つけたと直ぐに実行。 ただ、始めた時期が冬でミミズがなかなか見つからず、山積みのコーヒーかすの上にブロッコリーに花が咲きその周りは一面雑草だらけ、実は本来の堆肥として使っていないのです😆 そうしているうちに、先日、おがばんさんの記事「【ガーデニング】コーヒーかすで有機肥料づくり」に出会い、コーヒーかすコンポストを発見。 これは、試さなきゃ! この記事に、丁寧に作り方が書いてあります。

コーヒーかすと畑を結びつける目から鱗の話

今回は、ヘッダー画像に登場するミミズの話です。 コーヒー好きの我が家で毎日結構な量で出てくるコーヒーかす、消臭や除湿等に使っていてもなお処分に困っていました。 そこで、見つけた記事がこちら。 ミミズはコーヒーかすが大好きなんだって!どうやら、ミミズはコーヒーかすが大好きだそうなんです。 そこで、拝読させて頂くと、わたしのライフスタイルでは悩みが一発で解決しそう😍 まずは、こげにくさんの記事にある「コーヒーかすの再利用のデメリット」と「(ミミズ投入による)コンポストのデメ

日本酒の世界(5)「微生物との関係」

こんばんは、食彩アドコムです。 3月11日、フジテレビでキャリアを輝かせる女性たちに密着する「7RULES(セブンルール)」という番組があり、岡山県で200年以上の歴史を持つ老舗酒蔵の女性杜氏(辻麻衣子さん)が自身に課した7つのルールを紹介していました。 江戸時代から女人禁制と言われてきたというお酒造りの世界ですが、2007年には女性杜氏として活躍されていたんですね。素晴らしい! その中で、わたしが関心を持ったのは、「好物の納豆が食べられない期間が4ヶ月以上ある」という

新たな畑に挑戦(2.土について)

こんばんは、食彩アドコムです。 前回の記事で、寒起しについて書きましたが、畑にとって大事な土について、水稲品種「いのちの壱」の中の最高級のお米「龍の瞳」の発見者であり尊敬するお米の専門家(株)龍の瞳今井社長の土についての貴重なご説明が参考になりましたので、お伝えしたいと思います。 土について作物の生育には、種も土も、そして人の技術と気持ちがとても重要。 料理で言うと、食材・厨房機器の良し悪し、「腕」で出来栄えがきまるのと同じです。 作物の味についても、土がとても重要。

食物連鎖の底辺、スーパー微生物ミドリムシ

こんばんは、食彩アドコムです。 今日は、約5億年前から現在の形で生きているスーパー微生物ミドリムシの「からだにユーグレナ」という商品を買ったはなしです。 ミドリムシ(緑虫)は、ユーグレナ植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目に属する鞭毛虫の仲間であるミドリムシ属 Euglena の総称。Euglena の由来は、(eu 美しい + glena 眼点)。           (Wikipediaより) このミドリムシオタク的な存在が、東証1部上場企業の株式会社ユーグレナ出雲充社

プランクトンが肥料に⁉ 未来の農業は

こんばんは、食彩アドコムです。 日本の農業は、高齢化による担い手不足、地球温暖化、安価な海外農産物の輸入、などにより危機的状況にあるといいます😫。 そのため、様々な改革や研究がされていますが、その研究の中で興味深かった新しい農業、海上農園というものがあります。 「海上に農園なんて😳」と思いますが、2030年には本気で実用化を目指して研究しているといいます。 日本の農業の現状は(日本の食料自給率) 2019年カロリーベースで38%、1965年は73%であったことから54

90分1本勝負エッセイ「社会性昆虫や細菌からみた世界から」

木を見て森を見ずという言葉がありますが、森を知るためにはもっと小さな虫や細菌、さらには見ている自分自身を見つめ直すことが必要だったりするのかもしれません。時には視点をずらして。 ということで本日は、 細菌や昆虫の視点から見た世界を垣間見ると、何かわかるのか? と考えて見始めている今日この頃、手探りながらも手始めにアウトプットしてみる試みです。 ヒトと細菌ヒトの細胞は10〜60兆といわれ、そこの正確な数字はハッキリとはしていないのですが、ヒトと共生している細菌は腸内だけ

雨のニオイは微生物のおならのニオイ⁉

このタイトルでピンときた方も多いと思いますが、8月14日放送NHK「チコちゃんに叱られる!」で興味深かったので記事にしてみました。 そのお題は「雨のにおいの謎」、わたしは、微生物という言葉に反応して、ついついタイトルに回答を💦 では、何故「雨のニオイは微生物のおならのニオイ」なのか? の番組での説明をします。 まず、雨のニオイを感じる場所は何処? ① アスファルトより土が多い場所 ② 適度な草木があり土が露出している場所 ③ 土がかき回されていない場所

コンポスト体験記 最終章 78日目

コンポスト体験記 46日目 発芽!

コンポスト体験記 43日目 種蒔き!

コンポストの熟成期間もそろそろ終わり、すっかり堆肥ができ上がった。この次の作業は、コンポストのバッグをプランターに変え、種を撒くこと。 説明書通り忠実に行い、今から野菜が出来るのが楽しみです。 まずは、本日のコンポストの内部の状態。 もう生ゴミの姿形は一切なく、虫もいなくきれいな堆肥ができ上がっていた。 腐敗して異臭を放つと思われる生ごみが、微生物の分解によって堆肥になる。 嫌な生ごみが、きれいな堆肥に、このギャップを感じることを体験するって楽しい♬ 以前にも書き

コンポスト体験記 37日目

コンポストをはじめて37日が経った。 28日目(つぶやき投稿)より生ごみの投入を止めて現在は熟成期間中。 熟成期間中とは、生ごみ投入後3週間の後、週一ぐらいのかき混ぜのみで熟成させるとマニュアルに書いてありますが、わたしは変化を見たくほぼ毎日かき混ぜています。 では、現在の様子をレポートしまーす。 28日目につぶやいたコバエ、教えてもらっていた通り翌日にはもういなくなってました。一安心。。。 では、百聞は一見に如かず、今のコンポストの中の様子を画像で。 見た目 卵

コンポスト体験記 28日目 昨日、何も変化が無いって書いたばかりなのに、今日になってコンポストをかき混ぜるとすっごく熱を持っていた。 それは嬉しかったが、混ぜると嫌なことに目に見えないほどのコバエが・・・ ただこのコバエ、袋を閉めていると内部の熱で直ぐに死ぬんだって。。。