今こそ若者に伝えたい、職人と言う生き方とその可能性
私は神戸でつむぎ建築舎と言う自社大工によるものづくりの事業を営んでいます。事業の主体がものづくりですから、その評価は現場で作り上げたものにしかありません。元大工である私としては、現場で作り手がいかに魂を込めたものづくりをするかどうかに事業所の存在意義もその評価もかかっていると思っていて、創業以来大工の育成、人作りに注力してきました。2年前のリブランディング、事業形態を再構築した際のコンセプトは、大工主体の工務店の強みを最大限に生かして、設計段階から作り手である大工が関わり、暮