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小さな工務店が取り組む理想の組織への挑戦

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神戸の西の果てにある小さな工務店&地域コミュニティー事業を営む「株式会社四方継」で取り組んでいる組織論と実践報告的まとめです。
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記事一覧

職人による職人のための職人のコミュニティー・デザイン論

現在、大阪で若手職人の研鑽の場として現場を提供いただいて、空きビルのリノベーション工事を…

地域企業唯一のリソースを最大化する三種の神器

2013年当初、株式会社四方継の社内向けにスタートを切ったイントラプレナーシップ(社内起業家…

職人革命 〜マイ・エヴォリューション&レボリューション〜

職人進化論このnoteのタイトル「職人進化論」は2007年に当時まだ半分大工、半分は工務店経営者…

もはや何が生業かわからない。の是非

一昔前、選択と集中という言葉が流行りました。バブル崩壊後の日本は一向に景気が良くなる気配…

オレたちのCSV、大工たちのSDGs

時代が大きな転換期を迎え、これからはこれまでの延長線上にないのは誰もが感じているところ。…

未来創造企業認定のススメ

昨日、私が所属し、世話人としての役を拝命している経営実践研究会の新規メンバー向けのオリエ…

タレンティズム経営の工務店が見た光

私は大工出身の工務店経営者として20数年前に起業して以来、職人の正規雇用と育成に注力してきました。そもそも、起業した際のミッションに掲げた事業の目的は職人の社会的地位の向上です。自分自身が職人として働いてきた中で感じていた未来への不安、足元の不安定さを解消して、未来に希望を持って安心して、やり甲斐を持って働ける環境を職人達に作りたいと考え、これまで走り続けてきました。その根底にあるのは私自身が学歴社会からドロップアウトしながらも建築業界に拾ってもらい、真っ当な人生を歩めるよう

言葉を噛み砕き、噛み締めるコンセンサスとコンテキスト #DXO UNIT01

私が経営者として大切にしている仕事の1つにスタッフとの対話があります。全員で20人にも満た…

今こそ若者に伝えたい、職人と言う生き方とその可能性

私は神戸でつむぎ建築舎と言う自社大工によるものづくりの事業を営んでいます。事業の主体がも…

はたらくとは何か?

私が代表を務めている建築と地域コミュニティ事業を行なっている株式会社四方継では現在、5年…

中小企業悪魔のサイクル② 三つの真実と事業承継の突破口 @知的資産Week 2022

昨日に引き続き、先日開催された全国行政書士会の近畿方面のイベントでの気づきというか、気に…

事業承継は想いの共有と覚悟から DXO#day00

これから13ヶ月、13回に渡り事業承継についての取り組みを組織変容のオープンソースのテキスト…

至誠と知行合一@社会課題解決と事業計画の一体化

令和4年がスタートしました。新型コロナによるパンデミックが始まって2回目の新年、私たちが世…

循環する20歳のバースデー

つい先日、つむぎ建築舎の1番の若手、大工見習いの和希が20歳の誕生日を迎えました。スタッフ全員の誕生日にプレゼントを送ったりはしておりませんが、成人の歳と言うことで少し張り切ってプレゼントを手渡しました。 お祝いの循環高校の建築科を卒業して新卒で大工見習いとしてつむぎ建築舎に入社して2年目、娘より年下なだけに、つい子供扱いしてきましたが20歳ともなればもう立派な大人。何か感慨深いなぁなんて思いつつ、自分の20歳の誕生日の時はどうだったかしら?と薄い記憶を辿りました。私は19