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【父の旅立ちに際し】こんなタイミングってあるんだ、と思った事


寂しい


介護をしてきた父が5/30、旅立ちました。94歳でした。
昨日、葬儀を無事終えたところです。
94歳と聞くと大往生、長寿で良かったね、と言われる事が多いけど、育ててくれた両親ともいなくなってしまったと思うと寂しい気持ちでいっぱいです。

こういう事は予定通りにくる事はなく、ある程度覚悟はしていたとしても、あれよあれよという間に急展開するものです。

母が旅立ったのは17年前。
その時の事を思い出そうとしても、葬儀で決めた事、段取りなどはほとんど覚えていませんでした。

それくらい、やる事が色々とあり、悲しんでいる暇がないというか…、やる事があるから悲しみが少しでも紛れるのかもしれません。

「なかなかお迎えが来ない」が父の口癖


母が亡くなってから17年。
母の時は認知症もあり最期の1年くらいは、ほとんどコミュニケーションが取れない状態でした。
それでも毎日のように面会に行っていた父は、母が亡くなり「寂しい」と友人にもらしていたそうです。

80代後半まで独居で頑張った父が、介護施設にお世話になったのは4年程です。ボランティアなど、誰かのためになる事、喜んでもらえる事を喜びとしていた父ですが、自分がお世話になる事は申し訳なさを感じていたようです。

いつ逝ってもいいんだけど、なかなかお迎えが来ないもんだ

が、父の口癖でした。


まるで計ったかのようなタイミング


5/22(水)面会に行った時は、皮を剥いて持っていった甘夏を美味しそうに食べていた父でした。

5/22(水)柑橘類大好きな父、甘夏を美味しそうに食べる


5/25(土)お昼頃、父の容体がおもわしくないと施設から連絡が入ったので都内にいましたが急いで帰り、会いに行きました。
ベッドに横になってはいたけど、会話は出来ました。

翌日5/26(日)は、私のオンラインクッキング開催日でした。
開催中に容体悪化の連絡が入ったらどうしよう… と不安がありましたが、連絡は来ず。

5/29(水)亡くなる前日は、ほとんど会話は出来なかったけど、側にいるのは分かってくれていたようです。
そして5/30(木)旅立ち
6/3(月)葬儀

実は6/10(月)から、兄は海外出張の予定がありました。
出張に行った後に訃報を聞くような事があったら… と懸念していた兄ですが、私の仕事、兄の出張、結果的にどこにも被らないようになっていました。

思い返せば、母の時もそうでした。
父の喜寿のお祝いで2泊3日の京都旅行に行ったのですが、帰ってきた翌日に母は旅立ちました。まるで帰りを待っててくれていたかのようでした。

父は「母に何かあったら」と、旅行に行く事をためらっていましたが、ずっと母の介護をしてきた父。
思い切って行かないと、いつになっても行かれないから!と後押しをして行く決心をしてくれたのです。


愛犬レイも


具合が悪くなり始めた頃のレイ


12年前に虹の橋を渡った愛犬レイの時もそうでした。

16歳になったレイは急に弱り始め、そろそろ覚悟が必要な時期になってきました。その当時、栄養士の学校に通っていた私は朝早く家を出て、帰りは18時頃という生活だったので、私がいない間にレイが冷たくなっていたらどうしよう… と、それが気がかりでした。

ところが、レイは学校がお休みで、しかも病院が開いている土曜日の午前中に容体悪化。慌ててレイを車に乗せて病院に向かいましたが、到着する直前に息を引き取りました。

レイは病院が大嫌いでしたから(苦笑)。

こんなタイミングって、あるんだ。
決して偶然ではないと思わずにはいられないです。

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(6月1回分)

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