少しの「無理」だと思っていたら大変なことに|大好きな料理が大嫌いになった話より
無理をしてでも頑張るべきか?
こう聞かれたら、今の私は迷わず「NO!」と答えます。
stand.fm大人の給食室、朝LIVEでお話しました。
これは、あくまでも私の個人的な意見で、
色々と痛い思いをしてきた結果、ようやく学んだ事です。
10数年前の私は、頑張り過ぎていました。
そして、自分では無理してでも頑張っているという意識がなかったのです。
1番身近な人(夫や親)、友人にも
「助けて欲しい」
「手伝って欲しい」
と言えませんでした。
自分の力で何とかなっていた、というのもありますが、
お願いした時に嫌な顔をされるのでは?
嫌な顔をされたら私も嫌な気分になる
だったら自分でやってしまった方がいい
そんな理屈です。
流血騒ぎになって
そんな私でも、1番身近な夫に何も頼まなかったわけではありません。
何度か頼んだ事があります。
あれは、料理研究家さんのアシスタントの仕事をしていた時でした。
レシピ本の撮影のため、食材の下準備を慌ただしくしていました。
その時に、有ろう事か手が滑り、よく切れる包丁がグサっと指に!!
かなり深く切ってしまったため流血騒ぎになり、私は痛みと、流血にびっくりしたのと、先生に申し訳ない気持ちと、様々な感情が入り乱れ泣きそうになるのを堪えていました。
先生は、すぐに撮影を中断し、病院に連れて行ってくれました。
あの時の事は今でもはっきり覚えています。
仕事を中断させてしまい申し訳ない気持ちと、何の迷いもなく私の怪我を最優先し、すぐに動いてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
結果、13針縫うことに!!
13針も縫うような広範囲の傷というより、深い傷だったためです。
「今日も?」と言われ
さすがに、そんな状況で料理や洗い物もできず、また傷口に細菌が入ってもいけないので、縫合し、とぼとぼと帰宅した日は夫がやってくれました。
しかし、、、
次の日のことです。
夕食が済み、TVを見てくつろごうとソファへ移動した夫に、
一応、念の為
「洗い物、よろしくね」
と言うと、返ってきた言葉が、なんと
「えっ?今日も?」
でした。
これには私もびっくりですよ。
13針縫ったんですよ! 1日、2日で治るわけがない!!
こんな言葉が返ってくると本当にがっかりします。
そして、私はそんなふうに言われるくらいなら自分でやってしまおう!と思うわけです。
でも、今なら違います。
なんと言われようと無理なものは無理、何度でも頼んでやろうと思っています(笑)。
無理して1人で抱え込んだって、いい事は1つもありません。
まずは自分がご機嫌いること、自分を大切にすることが何より大事なのです。
朝LIVEでは、村井理子さんのエッセイをご紹介しました。
「大好きだった料理が大嫌いになった」話に、大変共感したからです。
これは、先日女性の働き方について、umiさんとお話した事に通じます。
女性の家事労働、料理、「食」に携わる仕事をしている身として、私ならではの視点でお話できる事があると思っています。
(次回に続く…)
https://note.com/umi_lucifer1/n/nfe8fa7f46b9b
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