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理系の食育

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情緒的になりがちな食育。そんな食育に、科学とクールな精神を。
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#理系

人類史に影響を与えた食の発明

研究とは新しい何かを生み出すお仕事なわけですが、どんなアイディアマンでも無から何かひねり出すのは至難の業。 であれば、過去のとんでもない発明から何か学べるんじゃないのかな?? そんな降ってわいた質問に、Twitterの智が結集し、数多くのコメントをいただきました。 そのコメントに出てきた皆様の意見を、時代背景やその目的別に構造化して図解してみて、私なりの一つの結論に辿り着きました。 それが、 必要不可欠な存在である食に対して、偉大な発明は人はそれを必死に追究しなくて

食育の「文系」「理系」

現在の食育には何となく「文系」イメージがあります。 「家族団らんの食事がよい」 「子どもには母親の手作り料理を 食べさせるべきだ」 「日本人なら国産のものを食べよう」 といった情緒的な側面があるからです。 実際には、 「家族団らん」といっても… 現代の社会で家族団らんは、なかなか難しくなってきています。 「母親の手作り」といっても… そうした役割を母親(女性)に押しつけるのは古い考え方だ、という人が増えています。 「国産」といっても… 一般には国産の食べもののほうが