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十文字クラフトビール(仮)製造中!(ビール製造工程紹介Part1)

十文字学園女子大学の食品開発学科と社会情報デザイン学科では 新座クラフトさんとコラボして 新座産のクラフトビール「十文字大ビール(仮)」を作っています!

このプロジェクトでは ビール開発は食品開発学科の渡辺研、ネーミングは社会情報デザイン学科の松本研、ラベルデザインは社会情報デザイン学科の川瀬研で分担しながら 楽しく進めており、渡辺研はビールの仕込みに行ってきました!

中嶌さんのご指導の下、ビール製造の全工程に関わらせていただき製造中です。
仕込みは重労働でしたが楽しかったです。とても良い学びになりました。中嶌さんご指導をありがとうございました。

きっと美味しいビールが出来上がるはず♪

商品名はまだ内緒です。10/10解禁予定です。お楽しみ。

ビール作りの重要な工程を何回かに分けて紹介していきますね!

まず、ビール作りの最初の工程として「麦芽粉砕(ミリング)」があります

麦芽を粉砕して細かくすると、麦汁を生成するための次の工程の「糖化」で効率的に麦芽の糖化を促すことができます。学生たちはゴミを目視で取り除いていました。

ビールの色や風味は麦芽の種類によって変わります。

今回、私たちはヘレスビールにチャレンジしています。ヘレスはドイツのミュンヘン発祥で 麦芽のうまみと甘みが濃く、ホップの苦味が弱いのが特徴です。とても飲みやすいビールです。

麦芽の粉砕が終わったら、次の工程は「糖化」です。

粉砕した麦芽をお湯の入ったタンクに投入していきます。

投入が終わったら 麦芽を攪拌していきます。学生が一生懸命混ぜております。固まってしまっている麦芽を潰しながらよく混ぜます。なかなかの力仕事です。

この工程で 麦芽に含まれるデンプンが糖に変化し 甘い麦汁が生成されます。

実際に飲んでみましたが確かに甘いです。美味しいかと言われたら微妙でした。。。
最初に麦芽を投入して生成した麦汁だけを使ったビールを「一番搾り」といいます。聞いたことがある名前ですよね。

私たちはさらにお湯を追加したので「二番搾り」になります。それでも十分美味しいビールが出来上がります。

次回は「煮沸」と「発酵」について説明しますね。