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#01 農業×発電 ソーラーシェアリングでつくる豊川ニラ。



ソーラーシェアリング

皆さんは営農型発電という言葉を聞いたことがありますか?
まさに字の如く農業を営みながら太陽光発電を行うというもの。

愛知県豊川市にある日本ガスコム株式会社のグループ「アグリガスコム」では農業×エネルギーをテーマにニラの栽培をされています。

4haに広がるソーラパネルで発電をしながら、その下で年間通してニラ栽培しています。
ニラは、「豊川ニラ」というブランドでは現在、愛知県内を中心に流通されております。

豊川ニラは、日本刀を思わせるような勢いが葉にあり、その立ち姿は実に美しい。歯応えと高い香りが特徴です。

ニラは比較的暑さにも強いと言われておりますが、日差しの強い真夏は直射日光で葉が溶けてしまうのだそう。。。
近年の異常な暑さにはさすがのニラもお手上げなのかもしれませんね^^;

その点、ソーラーパネルの下だと日光が適度に遮断されるので真夏でも安心。作業する人にも優しい仕組みとなっております。

ニラの辛み成分でもある「アリシン」には抗酸化作用もあり疲労回復にも役立つそう。年間通して食べられるのはありがたい!餃子にも欠かせないニラ!夏はピリ辛のニララーメン、冬はもつ鍋なども良いですね。

もつ鍋にもかかせないニラ
餃子にもかかせないニラ

私がニラ畑にお伺いしたのが9月上旬。一面に広がるニラの花を見て、ニラってこんな可愛い花が咲くんですね!!とひとり感激していたら「好きなだけ摘んで帰って良いですよー♪」と言って頂いたのでお言葉に甘え小さな花束にしてホテルに持ち帰りました。

一面に咲く、ニラの花


名古屋滞在はニラの花と一緒に

スーパーに並べられた商品だけ見るとその背景にあるストーリーがわかりづらいですが、そこには自然の恵み、たくさんの方々の思いが詰め込まれております。

農業×再生可能エネルギーを組み合わせゼロ・エミッションの取り組みを行うアグリガスコムさん。
営農型農業をはじめ、ITを用いたスマート農業など、人や環境に優しい未来の農業のかたちに今後も注目していきたいと思います。



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