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電鍋教室vol.2を開催しました。

7月に開催した第一回に引き続き、第二回電鍋教室を開催しました。

最近では、テレビで紹介されることもあるらしい(テレビをほとんど見ないので、聞いた話のみですが)電鍋。
今回も、ほぼ電鍋のみで完成する、日常のおかずとおやつ、全7品のご紹介です。

まずは、シンプルな蒸し物。
電鍋の加熱コントロールに必要なのは、外鍋に注ぐ水の量のみ。付属のカップ1杯で、どの程度の加熱ができるのかを把握することが、電鍋の第一歩です。
今回は、かぼちゃと、大根を同時に蒸してみることに。どちらも、一杯の水で、いい感じに仕上がります。
大根は、少しアレンジして、鍋とコンロで別に作ったタレを添えて試食していただきました。風呂吹き大根も美味しいですが、手軽に蒸すというのも、なかなかですよ。

逆に、もっと短時間、数分の加熱で仕上げたいものはどうしたらいいの?という疑問もあると思います。もちろん、外鍋に注ぐ水の量を減らせばいいのですが、濡れたキッチンペーパーを利用するという方法もあります。
今回は、枝豆を蒸してみました。歯ごたえの残る仕上がり。

塩味では少しつまらないので、台湾で人気の、黒胡椒をたっぷりまぶすアレンジで。美味しくて指までしゃぶりたい!という声もいただきました(どうぞご遠慮無く!笑)

そして、今回の目玉の1つ、2段調理の応用。
下の鍋に具材と水分、その上にザルを置き、下処理をした鶏肉を乗せて同時加熱。こうすることで、蒸し鶏と、鶏スープが同時に仕上がるという算段です。
素材から出るうまみは余すことなく、時間もスペースも無駄なく。
ちょっとしたことで、食事の準備につきまとうしんどさ、面倒くささが軽減されます。せっかくスイッチ一つでOKな電鍋を使うのなら、とことん楽にいきましょう!

ちなみにこのスープ、お母さんと一緒に参加していた、小さな女の子がすごく気に入ってくれたそうで、終了後に「その日の夕食に早速リクエストされました」というメッセージをいただきました。嬉しいですねぇ〜^^

さらに、これもぜひ、ご紹介したかったお料理、キュウリのQちゃんを使った肉団子も作りました。台湾では、「瓜仔肉」と呼ばれる料理で、日本のQちゃんよりも、甘みの強い漬物を使います。
ひき肉とQちゃん、にんにく等をよく練って、丸めて、スイッチを入れるだけ。Qちゃんの旨味を利用するので、細かい味付けは必要ありません
おなじみのQちゃんの思わぬ「良い仕事っぷり」を堪能していただけたのではないかなと思います。

最後に、少し余裕のあった時間で、鬼まんじゅうを紹介して、今回は終了。

第一回、第二回と、初心者の方に向けて、「電鍋オンリー」で仕上がるお料理を紹介してきましたが、ここに、コンロでしかできない調理方法を組み合わせると、活用範囲はぐぐっと広がります。
次回くらいからは、そういったこともお伝えしていけたらいいなと思います。

今回も、皆さんの熱心で楽しい質問、コメントのおかげで、充実した教室となりました。今後も引き続き、よろしくお願いします!


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