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勝沼を辿る:ぶどうのまちを巡る旅#2




前回に引き続き、勝沼の旅2日目!



▼ユースホステルオーナーの畑見学



7:30に朝食をお願いしてたのでアラームをかけていたんだけど、気づいたら15分ほど寝坊でした。
ふだん起きれないことなんてめったにないのに、ワインとお風呂の力、おそるべし。。。



慌てて1階に降りていくと、大きな窓から見える景色がめちゃくちゃ綺麗で驚き!2日目も良い天気だ~~嬉しい。


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オーナーが用意してくれた朝食を食べながら、勝沼の葡萄畑のこと、勝沼の学校事情や観光情報をたくさん教えてもらった。
山の子どもだけの小学校、平地の子どもと混ざる中学校、街の子どもと出会う高校と、この山の子どもたちはだんだん広い世界を知っていくらしい、なんだかおもしろい。


20年前に神奈川のサラリーマンから勝沼の宿屋へと転身したオーナーは、勝沼の四季それぞれの魅力を本当にたくさん知っていてすごい!
おかげで1泊2日だけなのに、とても勝沼に詳しくなれました笑



朝食の後は、畑も案内してもらいました!
こっちではぶどうを「ぶどう」などとは呼ばない。
「シャイマス」「巨峰」「デラ」「アジロン」などなど品種名をこなれた感じで呼んでらっしゃいます。恐れ多くも、わたしも使っていきたい笑


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初夏は、房の原型が赤ちゃんみたいにできている時期。
全部育ってしまうと栄養がいきわたらず美味しい実にならないので、上3分の2とかタテ一列とか、一部は切ってしまうらしい(そのまま食べるか、ワインにするのか、用途によっても適した品種や間引きの仕方が違う)。
教えてもらって、わたしたちも少し見分けがつくようになってきた笑
昨日見かけた、パチパチと何やら作業していた人たちは、この間引き作業をやっていたのね!



▼サービス満点のハーブ園へサイクリング



今日はレンタルサイクルで勝沼をめぐります。
坂道も多いけど、電動アシストが最強なのでスイスイ進める。素晴らしい!


最初に『ワイングラス館』に寄って、そこから『ハーブ庭園旅日記』へ移動。
ハーブにこれまであんまり興味を持ったことがなくてあんまり期待していなかった(失礼)のだけど、オーナーおすすめだけあってここがめちゃくちゃ素敵な施設でした…!


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入って最初に呼びこまれたのは「ステビア」の試食。口に入れると葉っぱなのに砂糖みたいに甘い味がする葉っぱにびっくり!脳が混乱する。笑
その場で愉快な係りのお兄さんが園内の紹介をしてくれます。


ここはとにかく園内にたくさんいらっしゃるスタッフさんの接客がすばらしい!!明るく親しみやすく、でも押しつけがましくなく、サービス精神の塊のような温かい方々でした。


おみやげショップのおいしいザクロジュースやブルーベリージュースの試飲に、ステビアのおかげで無糖なのに甘いピーチティーに干しブドウなどなど

「飲み放題ですから!」って、カフェスペースに座って試飲させてもらいました。こんなにいいんですか、どれもおいしい。。。


ハーブ園はいろんなハーブの香りを嗅ぐことができて楽しかった!
葉っぱをぽんぽんと叩くだけで、こんないい香りがするなんてすごすぎる。
べストシーズンは少し過ぎてしまったけど、バラ園もきれいでした。


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そしてわたしたちの大好きなソフトクリーム!ワッフルコーンは正義。
紫色のラベンダーソフトはヨーグルト味でした。さっぱりしてて良い!


ハーブほしくなってしまったので、もう少し家の近くのお店に買いに行くことを決意。(次の日に決行)


ハーブという新たな扉にも出会えたし、気持ちのいいスタッフさんたち(とたくさんの試飲)のおかげでとっても充実した時間でした!



▼知られざる名物・吉田うどん


オーナーからのおすすめで初めて知った「吉田うどん」を食べるため、自転車をこいで『信玄』に。
昔ながらの食堂な雰囲気もありながら、きれいな店内です。 


名物「信玄うどん(温)」とこちらも有名らしいB級グルメ鳥もつ煮を注文。


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運ばれてきたのはキャベツとお肉がたっぷり、さらにたまごも乗った豪快などんぶり!うおお!
そして話には聞いていたけれど、半端ない太さのうどん!力強いコシ、もっちもちでもはやちくわぶのよう笑
醤油と味噌のスープもまた止まらない味なんです、うま!


鳥もつ煮は濃い甘タレの味、色んな部位のモツが楽しめてこれもおいしい。
ノーマークだったけどこれは食べるべきグルメ、お腹いっぱい大満足でした。しかも安い。
教えてくれてありがとうございます!!



▼憧れのワイナリー巡り



パンパンにふくれたお腹にうなりながら、ワイナリー密集地で素敵なワイン探し。田舎だから車ないとしんどいのかなーと思っていたけれど、歩いて回れる距離に本当にたくさんのワイナリーが並んでいます。


博物館やワイナリー、ワインショップをいくつか歩き回った中で、一番楽しかったのは『まるき葡萄酒』での試飲体験!


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前日のぶどうの丘ではセルフの飲み放題でひたすら感性を頼りに飲み比べていたけど、今回は店員さんにしっかり解説してもらいながら10種類以上のワインを飲み比べ。
たまたまお客さんが他にいない時間だったこともあり、いろんな種類を丁寧に解説してもらえてハッピー!

ワインに込められた思いとかストーリーとか飲み方、合わせ方もちゃんと教えてもらいながら味わうとより楽しいなあ。
わたしたちがたぶん相当に楽しそうだったのが伝わって、店員さんもとても嬉しそうにしてくれました笑


前日からいろいろな味を試した中で、わたしがこれは!!と思ったのはこちらの2本です。


・デラウェアにごり

早摘みのデラウェア(早摘みの特徴は酸味が強い)を使用しています。酸味の強いデラウェアを使うことにより新酒らしいフレッシュ感を表現したいと考えています。また、荒濾過であえて澱を残し、にごりワインにすることでモロミの旨味を味わえることができます。

http://marukiwine.shop/?pid=141965362


・ラフィーユトレザワリザーブド甲州

このワインは地下貯蔵庫で長期熟成したワインです。30年~40年、一升瓶に入れて寝かせていた原酒を、状態の良いものだけ5~6種類厳選しています。甲州らしさ、熟成の表現、色、香り、味、これらを全て表現できるブレンドを心がけています。

http://marukiwine.shop/?pid=144219505


それぞれ自分用にお買い上げ。ふふふ


特に「ラフィーユトレザワ」は本当にはっとするくらいの好みの味で、それはもう感動的な出会いでした…
この子を自分の家に連れて帰れるなんてなんて幸せなんだろう、ちょっとお高めだったので迷ったけど(結果小さい方を買いました)、そのぶんよりいっそう愛しさが増しています笑



ちなみにまるき葡萄酒の羊のマークは葡萄畑で羊を飼っているかららしい。
雑草を食べてくれたり、土を耕してくれたりするんだそう、えらい。
帰りに見ていってね、と言ってもらって探したけれど発見できず…メエエエエって声は聞こえてきたんだけどなあ笑



▼古民家のカフェで一休み



大満足して、そろそろ帰り道です。
お腹はいっぱいだったんだけど、どうしても気になっていたカフェ『Katsunuma 縁側茶房』さんをいったん(?)様子見することに。


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案の定素敵な雰囲気過ぎて、自転車こいで疲れた体の栄養補給に飲み物だけいただくことにしました。
シーズンになったら、めちゃめちゃおいしそうだったぶどうのパフェ食べに来たい。。


今回は自家製梅ジュースを注文しました。
「濃いから気を付けて」って3回言われた梅シロップに水を足しながら飲みます。混ぜるときのカラカランっていういい音よ。これだけで涼むなあ
ひとくちのんで感動。濃厚でおいしい!染みわたるー!


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漬けたばっかりの梅のビンも見せてもらいました、緑の梅の実も氷砂糖もすごく綺麗、このまま飾っておきたい。

このあとすぐに荷物を置かせてもらっていた駅の近くの『銀月食堂』でもぶどうジュースを飲んだ、我ながらストイック。


▼山に見送られて帰り道



西日が刺さる駅からの景色も、感動的でした。


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電車で約3時間、片道2000円以内で来れる勝沼。
気候もいいし食べ物もおいしいし、思った以上に素敵な場所でハマりそう…!

今度は桃かぶどうの季節にぜひともまた行きたい、もう少しゆっくり滞在するのもありだなあ


ありがとうちーちゃん、楽しかった!!

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