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【山崎さんへ:171ページ目】大切なことも変わっていくのかも

 


12月の異動に向けた引き継ぎが、すでに終わる気がしなくてめげそうです。笑



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山崎さんの記事を見て、
この間、社内の研修の一環で、e-Learningの動画を見て感想をディスカッションするというものがあったのですが、その際に盛り上がったジェネレーションギャップについて思い出しました。




私たちが見ていた動画は、今後の日本の人事戦略みたいなテーマで専門家の人たちが対談するものだったんですけど、
「このままじゃ日本は世界の中で負け続ける」「そうならないためにどうするか」みたいな前提で話が進んでいました。



私はまず「何のために勝ち続ける必要があるんだろう?というかここでいう勝ちって何を指しているのか」というモヤモヤが浮かんだのですが、そうメンバーに伝えると、同じグループにいた50代以上の先輩たちからは、
「そんなこと考えたこともなかった!自分達の時代には当たり前の価値観だったから、世代の差を感じるなあ」と、
とても驚かれました。



その後人事戦略の話などそっちのけで盛り上がりました。笑





そこで私がうっすらと感じたのは、そういうふうに日本が急成長して先進国に成り上がる過程のイケイケ(?)な価値観で生きてきた先輩たちにとっては、
私が疑問を持ったような「何のために勝とうとしているの?」的な考え方は、
「今の人たちは無気力なんだなあ」とか、活気がないとか、そんな印象がありそうだということです。



そこで思ったのは、私にとっては自由がなさそうに思えたこれまでの働き方は、この世代の人たちにとっては、大変ながらもじゅうぶん幸せだったのかもということです。
みんな同じ方向を向いて同じ目標に向かっていることはそれだけで楽しいし、どんなゲームでも、勝ったらある程度満足感が得られるように思います。


山崎さんが前回書いていたように、どう働きたいか、幸せの形や価値観は、みんな同じじゃないことが当たり前に受け入れられつつあると思います。
けれど、自分が向かっていく方向性を一人一人が自分で考えて決めなくてはいけない今の状況って、ある意味では難しい、生きづらいと感じる人もいるのかもしれないですね。



最近、『ストレス脳』という本を読んでみているのですが、曰く、
人間の脳や感情は、もともと幸せが続くようにはできていないらしいです。
狩猟民族だったころからまだ進化が到底追いついていない人の本能は、幸せな一生ではなく、生存を目指しているからです。




そんな中で、本能にある意味逆らって幸せを求めようと一生懸命な私たち人類って、健気だなあと思っちゃいますね笑


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このマガジンは、研修会社で営業に励む20代女子(ネズミ年)と、フリーランスのキャリアコーチ(ネズミ年)が、世代の壁を越えて「仕事や会社やキャリア」について意見交換をする交換日記です。



https://note.com/coachingmasaki/m/m3b29e9855bc0



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