別れた後の感情の変化と、人生のリハビリ方法。
はじめに
頭の中の文章が溢れ出し、止まらなくて、一気に書き綴った物語。
メモのように書き綴ったものを、せっかくだから、面白そうだからって、ただ公開しただけだけど、この文章を読んで涙が出ました!とか、会ったことないけど翔子に会ってみたい!とか、思わぬ反響がちらほらあった。
思いがけずいろんな友達から、「翔子大丈夫?」と連絡が来た。
2時間も、3時間も、翔子の話を聞いてくれる友人がたくさんいた。
毎日、毎日、多くの人たちの愛情に、触れた。
こんなにも自分の周りには、愛に溢れた友人がいることに、感動した。
感謝ばかりであった。
2週間前の自分の文章を読むと、なんかとても美しくまとまっている。
今日は、別れて3週間以上経ち、どう感情が変化し、どう人生のリハビリをしているのか、赤裸々に綴りたいと思う。
人間っていう生き物は、なんとも感情の変化が激しく、愛らしい生き物だと思う。
同じように、別れを経験して今辛い方は、これを読んで、なにかスッキリしてもらえたり、生きる希望が湧いたり、気持ちが切り替わってもらえたら、翔子はとても嬉しい。
衰弱
最後に電話をしたのが、10月18日(水)。
半年デザインしていたアプリのローンチ、ビザの更新面接、卵子凍結手術、と術後の体調も悪く、2023年の3大ストレスフェスティバルの真っ只中であった。
肉体的にも精神的にも、免疫がダダ下がりで、変な菌にも感染してしまい、かなり衰弱している最中の話であった。
今思うと改めて、こんな大変な状態で、翔子の連絡を放置していたのは心底ありえないし、別れ話をしてくるなんて、KYにも程があり、まじでクズ、ゴミである。
水、木曜日。
嘔吐、食欲不信、下痢、衰弱しすぎてあまり記憶がない。
1人でいると生き絶えそうだったので、友人が交代で、生存確認のためずっと電話をしてくれていた。
ストレスと、菌と、と嘔吐しすぎて、何も食べれず、金曜日は病院へ向かった。
薬が出て、吐き気止めと胃薬を飲み、ようやくごはんが食べられるようになった。
しかし、1人でごはんを食べる元気がなかったため、おとなりさんファミリーに助けを求め、「2日間夜ごはんを一緒に食べさせてください」、と甘えさせてもらった。
限界が来たら、
「甘えさせてください」
「もうダメです」
「辛いです」
「大丈夫じゃないです」
変なプライドなんか捨てて、
自分が弱っていることを、他者に素直に表現することは大事である。
けじめ
土、日曜日。
確か、その日は珍しくも天気が良かった。
ようやく散歩できる元気が出た。
そして、土曜日10月21日は、翔子のベルリン移住8周年記念日であった。
さらに、260日周期であり、約4000年前の古代マヤ文明の中で暦(こよみ)として使われていたマヤ暦の新年の日であった。
エネルギーが大きくシフトする日。
なにかに突き動かされた如く、ゴミ(以下、モラ男のことをゴミと呼ぶ)に言えなかったこと、嫌だったこと、一応今まで一緒にいてくれたことへの感謝、学びなど、全ての感情を一気に吐き出し、A4が2枚に渡る最後のラブレターができた。
冒頭は、こんな具合に。
パートナーシップとは、お互いがより自分らしくいるための魂の学びである。
短期間でも、何か学ぶために磁石のように引っ付き、学びが終わると縁が終わり、別れる。
翔子のポリシー的に、最終的にクズであれろうと、短期間であってもご縁があったことに感謝し、変なカルマを来世に持ち越したくないため美しく終わりたい、というのがあるので、いつも必ず愛あるエネルギーでお手紙を書く。
自分が書きたいというのもあるし、終わりのけじめとして。
なので、毎度揉めたことはない。
綺麗なエネルギーで、終わりを迎える。
もう、自分の役目は終わった。
学びは終わり、次のステージへ。
次の人のために、備えよう。
断捨離
実は、ゴミから「翔子は人として本当に大好きだ。こんな素敵で刺激的でクリエイティブで面白い女性は初めてだ。縁をスパッと切りたくない。」と言われた。(何を今更。もちろん翔子みたいな人は、相当現れないレア人物。)
しかしながら、最後の最後の別れ際に、今までの感謝の言葉も、モラハラに関して嫌だったことへの謝罪もなかった。(翔子は感謝述べたが。)
さらに、「翔子が来週ポーランドに来てくれたら案内するよ!お話ししたい。」と言いながらも、その日が近つくと「翔子にとても会いたいが、今月お金を使いすぎてお金がない。(だから、会えない。)」などという、最後の最後が心底ダサすぎる発言&たった数十ユーロのお金と時間を翔子にかけたくないことがわかった。
愛情のレベルがかけ離れすぎていて、もはや、翔子の無駄遣い。
ので、そんなダサい人とは関わりたくない、たとえ友人としても無理すぎる。(モラハラの段階で、まぁ、もう人として終わってるのだが。)
翔子を大事にしてくれない人は、翔子の人生に全く不要だし、こちらも大事にできないので、普段超優しい翔子も、完全なる断捨離を決意。
WhatsAppは、ゴミからメッセージを来て人間観察するために保持しつつも(ただし、絶対返信しない、既読無視)、その他SNSを全てブロック。
また、ゴミが個人で所有しているサーバーに共同のアルバムがあったのだが、ゴミと共に写っている写真が、この宇宙上に存在していることが心底キモくなっていたため、勝手に全て削除した。
前、翔子の部屋が汚いとのことで、ゴミがガンギレしてきたことがあったのだが(これ、モラハラな。)
「あなたは掃除がお好きでしたよね?なので、掃除させてもらいました。」という気持ちで。
翔子の写真、2人の写真、作った料理、全て削除した。
ゴミだけソロで写っている写真と、最後に渡したラブレターだけ置いておいた。
極度の嫌悪感
実は、今までの人生、過去ちゃんと好きになった人は、嫌いになってお別れしたことがない。
好きではあるが、
・遠くの国に行ってしまい、物理的に離れて一緒にいれない
・お互いのことを思うと、将来の方向性が違うため、お別れした方が良い
みたいなことが多く、めちゃくちゃ喧嘩をしたとか、憎み合ったみたいなことはない。
長いことコミットできなかったが、お互いのより良いハピネスは願っているし、よって、別れた後も、何かもしあれば連絡をとっていた。
助けてもらいたいことがあれば、助けてもらったり。
自分が愛した人は、深いご縁があった人は、できるだけ、嫌いになりたくはない。
しかし、超優しい翔子でも、今回生まれて初めて、極度の嫌悪感が現れた。
3ヶ月前の感情は一体なんだったのだろうか?、理想の人が現れた!とキラキラしていたのはなんだったのか?、というほどの嫌悪感と怒りがすごい。
びっくりするくらい。
自分でも初めての感情すぎて、新感覚すぎて、おもしろすぎて、客観的に観察していた。
怒りの受容
友人から「せっかく怒りの感情が出てきたのなら、蓋をせずに、書き出した方がいい、デスノートを作って吐き出した方がいい。」、とアドバイスをいただく。
友人は、過去デスノートを作り、思いのまま書いていたら、気づいたら3ページ「死ね!」と綴っていたらしいw
頭の中の怒りが行き場を失っていたため、iPhoneのメモ帳にデスノートを作成し、頭の中から湧き出る言葉を書き記した。
自分でも、どこからやってきたのだろうか?と感心するくらいの、クリエイティブなフレーズが湧き上がる、湧き上がる。
「来世以降も翔子の人生に出現しないでください。永久に拒絶します。」
「カナリア諸島の太陽に焼かれて死んでください。」
などなど。
名フレーズが生まれた。
この名フレーズたちを直接ゴミに送りつけることもなく、自分の中に留めていること。
翔子の優しさが、すごい。
怒りという、マイナスな感情も人生に大切である。
なぜなら、人間は、この世の中は、陰陽で構成されているから。
蓋をしてはいけない。
蓋をすると、数年後にマグマが噴火したように、思いもよらないタイミングで噴出する。
蓋をせず、自分の感情を認めて、感じ切ること。
それが、感情を長く引きずらない、執着しないコツである。
と同時に、女の恐ろしさ、残酷さを自分でも感じた。
爽快感
いい感じに、だいぶ嫌いになってきたのだが、さらなる嫌いに拍車をかけ、もう一緒にいなくて良いことに、爽快感を得るべく追い込みをかける。
自分がスッキリするために、YouTubeでいろんな動画を見漁ったのだが、いくつかオススメを紹介する。
・【女子必見】元カレの連絡に対する対処法。超スッキリ!元カレを成敗する方法。/ ずーまーチャンネル
ずーまーチャンネルはどれもおもろく、はっきり言及してくれるので爽快なのだが、「元彼から連絡が来たら、iPhoneは感染してるので、すぐさま割って捨てた方がいい」というのは笑える。
・モラハラ男の鉄板台詞8選+番外編/だまされない女のつくり方CHANNEL・You Tube版 / Presenter 藤本シゲユキ
翔子は最初モラハラ男とわからず、自分が被害を受けているとわからなかったのだが、友人にエピソードを話して、それモラハラでは?と言われて、気づいた。
確かに完璧主義だったため「自分は当たり前の正しい事実を言っているだけで、自分は全く悪くない」みたいな傾向が、ゴミにはいつもあった。
翔子の場合、短期間だったからよかったものの、もう少し長期に渡っていたら、翔子のメンタルが蝕まれていたと思うので、さっさと居なくなってくれて、消えてくれて、大正解である。
不快な気持ちを受けたなら、モラハラ被害にすでに遭っているようなので、次回モラ男に遭遇しないように注意警報発令中。
モラ男は金輪際、翔子の人生に不用すぎる。
さよなら。合掌。
・【和訳】Sabrina Carpenter - Feather
友人が教えてくれたのだが、翔子が歌詞を書いたのか?というほど、気持ちを代弁してくれている歌詞。
仕事しながらヘビロテで聴いた。
クリエイティブへの昇華
翔子はTaylor Swiftが好きなのだが、Taylor Swiftが元カレのことを歌詞に書いて荒稼ぎしているように、翔子もクリエーターたるや、このエネルギーをクリエイティブに昇華しまくりたい!!!もったいない、ネタにしたい!!!
とのことで、こうやって頭に流れる文章を、エッセイにして書いている。
そして、クリエイティブ友人と3時間ほど話している間にノリで爆誕した
「自分うっとり倶楽部」
いろんなことがありすぎて、心が疲れているので、翔子は自分を労った方がいい、自分にうっとりした方がいい、と話していた。
そこから、
「自分にうっとり」っていい言葉だね。
みたいなことから、電話のさながら企画アイディアがすぐ決まり、
友人が爆速ビジュアルアイディアイメージを送ってくれ、
その日の夜、翔子がイラストを描いて、3日後クラブ活動を告知。
自分の人生のリハビリを兼ねて、こういう癒やしの場所が今必要だし、
まだ2回目にして、全く新しい人に出会えたり、毎週のみんなのうっとり活動報告に刺激をもらったり、いいエネルギー循環になっている。
自分のマイナスのエネルギーが、大きくプラスに転換できて、とても嬉しい。
この大きなマイナスエネルギーがなかったら、勢いで「自分うっとり倶楽部」は発足していなかった。
「自分うっとり倶楽部」は楽しいし、可能性を感じているので、ゆるゆるとコミュニティーを広げていきたいと思う。
下記、参加URLなので、お気軽にうっとりしたい方は、どうぞ。
自己探求
先ほども書いたが、
パートナーシップとは、お互いがより自分らしくいるための魂の学びである。
自分とは、一体どうあれば自分らしくいられるのか。
自分のどこが素晴らしいのか?愛らしいのか?より輝けるのか?
自分の軸を知って、ブレずに磨いていかないと、自分に合う素敵な人は、現れない。
それは、パートナーに限らず、友人やお仕事のご縁なども。
悲しくなったり、泣いたり、絶望したり、嫌いになったり、怒ったり、スッキリしたり、ホッとしたり……
ジェットコースターのように、たくさんの感情の移り変わりを経験し、淡々と自分を観察し、自分とは何かを学び、翔子はワインのようにまた一段と熟成されたように思う。
そして、その熟成された経験を、自分の次の人生へ。
そして、クリエイティブへ昇華して。
自分が表現したことで、世の中の誰かが涙を流したり、心の奥底でズッシリと何かが響いたり、人の心を動かすことをしていければ、嬉しい。
おわりに
翔子はフィジカルもメンタルも強い人間ではない。
いつ壊れてしまうのだろうか、と自分で恐ろしくなるくらい、弱すぎることを自覚している。
まだまだ、人生のリハビリ中。
もう、なんだか当分頑張りたくない。
今年は、もう、いいかな。
無理したくない。
ユルユルと生きたい。
そんな自分に許可をして、がんばったことをほめて、
日々自分にうっとりして。
自分に一番優しく、自分の一番の味方でありたい。
明日が今日より、もっと、自分にうっとりできますように。
みなさまにSpiciiを発信し、届けるためにいろんなとこへ行ったり、ベルリンでサバイブする資金にいたします。