子育てを支えてくれる場所
こどもが保育園に入るまでの間、子育てと在宅仕事のために、なくてはならなかった場所が3つあります。
その3つとは、前回ご紹介した「モンテッソーリ久我山こどもの家」、杉並区の一時保育施設「ひととき保育高井戸」、そして今回ご紹介する「親子コワーキングスペース・レンタルスペース こひつじ国際共育センター」です。
こちらに初めて伺ったのは、こどもが1歳半になるくらいの春。
東京都の認可外保育施設一覧からふと見つけたのがきっかけでした。
三鷹市立北野小学校の隣の位置
場所は、三鷹市と杉並区と世田谷区の狭間にある、自然の豊富なエリア。
ホームページの記載では、吉祥寺駅から小田急バス「吉02」千歳烏山駅北口行きに乗り、「南牟礼」で降りて徒歩4分。
私は杉並区在住なので、最初の頃は京王バス三鷹駅南口行きで「久我山駅」から乗って「真福寺」という駅で降り、そこから歩いていました。子乗せ自転車を導入してからは、自転車で10分ほどの距離を通っています。
広々としたスペースの魅力
こちらでは、元保育園の広々とした室内に、ワークスペースとキッズスペースが設けられています。
キッズスペースでは、さまざまな年齢のこどもに向けたおもちゃがそろっています。赤ちゃん向けの音が出るおもちゃ、ボール、ブロック、プラレール、車、絵本、アンパンマングッズ・・・。
どなたかが手作りした発表会用の衣装まであって、こどもはよく衣装を着ておしゃれを楽しんでいました。
夏は涼しく、冬は床暖房で暖かい上、ワークスペースはインターネットがサクサクつながる好環境!
作業をしながら、こどもが遊んでいる様子を眺めたり、一緒に遊んだり。
自宅の狭いスペースからの解放感を味わうことができます。
こどもの成長につながる体験
入り口や庭にある遊具で、こどもはよく遊んでいます。
大きな桜や梅の木もあり、梅の実を収穫するお手伝いをして、いただいた梅を梅シロップにしたことも。
特にチューリップの球根植えや、ジョウロでの水やりはこどものお気に入りのお手伝いでした。
遊びに来る異年齢のこどもたちとの交流も、新鮮で楽しい刺激となるようです。
施設の2階などで各曜日に開催されている、ダンス、リトミック、アート、英語教室などの、こどもや保護者向けの様々な習い事に参加することもできます。今はこども向けのダンス教室が気になっています。
時折、刺繍など趣味の教室も開催されており、私はフィンランド生まれの藁を繋げて作るモビール、ヒンメリ作りの講座に参加したことがあります。
こどもも、はじっこで藁を切ったり、紙を切ったり、手作業を楽しんでいました。
頼れる楽しいスタッフさん
こちらの特長として、作業に集中したいときには、保育士資格を持つスタッフの方にこどもの「みまもり」または「あずかり」をお願いすることができます。0歳からOKです!
お願いしていなくても、スタッフをはじめ周りの人々がなんとなく見てくれているという安心感があります。
最初のうちは場所見知り、人見知りで泣いていたこどもも、数ヶ月通って遊んでもらう内にスタッフのMさんにすっかりなじみ、家でも「Mさんに会いに行きたい」と言うようになりました。
こちらの施設の魅力はなんといってもスタッフのMさん、そしてそこに集まるワーキングマザーを中心とした人々との出会いであると思います!
「自分がして欲しいと思ったことを、人にもしてあげなさい」
聖書の言葉でもあり、創立者の方の思いでもあるそうですが、この言葉のとおり人に対する温かさを感じることのできる場所です。
心づくしの細やかなサービス
こどもが保育園に入るまでは、週1日程度、朝から夕方まで1日いることが多かったので、お弁当とおやつを持ってきて、お昼を食べて寝かしつけ、起きたらおやつを食べて帰っていました。
お昼寝の際には、ベッドやお布団、毛布なども貸してくださっていました。
夏は喉が乾くこども用に、冷蔵庫に用意されているペットボトルやジュースも購入できます。
フリードリンクやおやつコーナーがあり、大人もお茶やコーヒーを飲んで、ほっと一息リラックスタイムを過ごしています。
最近では、水曜日に隔週程度でいらっしゃるyurutotoさんの、もみほぐし&お手当て(お茶と手作りおやつ付き)に癒されています。
詳細はこちら→https://www.instagram.com/yurutoto/
こどもがいると体を労る機会がなかなかないので、とても貴重な時間となっています。
感謝してもしきれない癒しの場所
改めてこひつじ国際共育センターの魅力について考えてみると、親子とも楽しめる、そして癒される要素が多方面に渡って盛り沢山であることが分かりました!
本当に、こちらがなかったら親子とも大変なことになっていたのでは・・・と思うほど、なくてはならない癒しの場所です。
同時に「子連れコワーキングスペース」の存在価値について、もっと深め、全国にあるならばもっと知りたい、広めていきたいという思いが沸々と湧き上がってきています。
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