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娘の不登校から学んだこと

1 娘の不登校は、学校おかしいぞ、ノー、の抵抗運動なのかも

 小学校6年間不登校に苦しんだ娘が中学になり、いけるかなとおもったが、突然糸がきれた。まぁ疲れたのかなとは思っている。
 中学校の先生とお話ししたときに、え、また、って。
 スモールステップで定着していきませんかって提案。
 もうこれナンセンスすぎる。
 学校の矛盾を子供たちは感じていてノーを不登校で表しているのだ。
 ならスモールステップではなく、学校を立て直さないと、どんどん不登校は増え、どんどん先生たちも忙しくなるのになと思う。
 もう少なくとも親であるわたし個人は、行かなくていいと思う。
 ただ本人は、まだ葛藤してる。この葛藤もさせるなよ、大人って思う。

2 娘の学び方と学校の教え方の違い

 娘は親が言わなくても必要だと思えば自力で学ぶ。例えば漢字の練習は最初は好きな歌をうつしながら漢字の練習をしていた。今は、猛烈に小学校3年生くらいからでいいかなと友達と相談し自分でドリルを買ってきて勉強していた。
 今中学も行けなくなっているが、この前中間テストの話があったのだと思う。自力で教科書みてノートをとっていた。
 わたしは、娘はすごいなと思う一方でやっぱり、学校もさー、自力で勉強させてていいのかなぁって。スモールステップを大人が決めるのではなく教師と娘との間で決めてくださいといってきたが、丁寧な対話はできてないようだった。
 娘が小学校1年生の時、くり上がりの計算が難しかった。
 学校は10の束を作らせるが。それがどうもピンとこないようだなとかんじ、ママ問題作ってと言われた時わたしは指があれば解ける問題をたくさんつくり、一個だけ6+6をだしたら12と答えを導いた。どうしてそうおもったかきいたら、6は3が2つ、6が3が2つ、つまり3が4つだから12、が娘の導いたプロセスだった。あ、なるほど、今の学校は娘の発想を合わないのかとおもい、もう行かなくてもいいと思った。

3 でも引き受けてくれるところがない

 ただ娘を引き受けてくれる学びの場がまだ探せない。いくつか探して提案してきたが、娘は友達がいるからとノーだった。でも今迷っている。
じっくり迷わせようと思う。
 っていうか、これ公教育が引き受けてくれないと、税金はらってるんですがーって。

4 ただ先生も多忙

 ただ先生方は親切で精一杯やろうとはしてくれるが、5月にもう目が死んでいた。娘の感想の第一声が「先生の目、充血していた」だった。子どもはちゃんと優しく先生を見ているんだなと思った。
 
 これらは一応「教育学者」であるわたしへの宿題である。
 娘からもらった大事な宿題だなと思っている。
 仲間を募ろう。

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