【社員インタビュー】プロダクトマネージャーとバンドマン、どっちも本業。MiddleFieldのPMが「2つの好き」を仕事にできた理由とは?
皆さんこんにちは!広報の松田です!
今回は「モタガレ」を運営するMiddleField株式会社の社員インタビューをお届けします!
今回ご紹介するのは、MiddleFieldで事業を牽引するプロダクトマネージャーの坂本さん、通称Tさんです。
PMとしての仕事も、バンドでの音楽活動もどっちも「超やる」ことで成果をあげているTさん。
両立の秘訣や、仕事に対する考え方を聞いてきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
プロフィール
坂本 拓矢(Tee)
2017年1月入社。
「モタガレ」の商品情報を管理するデータベースチームのリーダーを経て、2018年9月よりプロダクトマネージャーに。
PMとして事業の進捗管理を行いながら、「モタガレ」全般のマーケティング業務も担当。
ニックネームは「T」
バンド「Chapman」のドラマー「Tee」としても活躍中。
MiddleFieldでのPMの仕事は「とにかく数値を作ること」
愛車はJB64ジムニー
―Tさん、今日はインタビューよろしくお願いします!早速ですが、まずはMiddleFieldで今やっている仕事について詳しく聞かせてください。
肩書でいうと、プロダクトマネージャー(PM)をやっています。
PMの仕事としては、何が何でも数値を出すこと。各チームが結果を出せるようにするのが僕の仕事です。
具体的な内容でいうと2軸あって、1つは、新しいプロダクトや機能を世に出すこと。
仕様をCOOやCTOと一緒に決める細かい打合せや、デザインミーティングを重ねて、完成したらテストをして、実装までこぎつける、ということをやっています。
もう1つは、ローンチ後のプロダクト全体を見て数字を出すこと。
数字が出ていないところがあれば、数字を出す為の改善施策を打つ、というのを各チームと協力しながら進めています。
―社会人未経験からPMになったTさんですが、率直に入社してから今までの3年間はどうでしたか?
それはもう、ものすごく大変でした(笑)
だけど、最近は自分の成長をすごく感じられています。
つい最近、今までは自分がやっていた、プロダクトのテスト業務を別のメンバーに教えたことがあったんですが、そのメンバーがかなり苦戦していて。
その姿を見て、「僕ってこんな大変なことを1人でやってたんだな」「ちゃんとやってきたことって自分に蓄積されてるんだな」と感じましたね。
―他に変わった部分はありますか?
経営陣とも対等に話せることが増えてきた、と感じます。
会社で働くことすら初めてだった中で、ひたすら本を読んだりインターネットで調べたりして、とにかく勉強した結果が出てきたというか。
事業としても、各チームの努力が実って着実に成長してきているので、ここからそれを最大化するのが僕の仕事だと思っています。
―PMとしてTさんが心がけていることはなにかありますか?
全体感を持って、未来を語り続けることです。
メンバーはどうしても、チームのOKRとか、目の前の業務しか見えなくなるので、僕が「あなたがその仕事をすることで、こういう世界が実現するんだよ」っていうのを伝え続けるというか。
経営陣もそうですが、MFが目指す世界を伝え続けるっていうのは心がけていますし、その為にCOOの片岡とはよく話すようにしてますね。
音楽活動も本気!SUMMER SONICにも出演
所属するバンド「Chapman」
―一方で、音楽活動はどんなことをやっているのか、改めて教えてください!
シンプルに言うとバンド活動をやってます。今は「Chapman」っていうバンドでドラムを叩いてます。
昔はスタジオミュージシャン(※バンド等に所属せず、ソロの歌手や所属外のバンドのレコーティングやライブの際に演奏するミュージシャンのこと)をやっていたんですが、一旦社会人を経験しようと思ってMFに入社して、仕事に集中する為に音楽は一旦休んでいました。
それで2018年9月からPMを任せてもらったんですが、全然上手くいかなくて、また音楽やりたいな~と思うようになって。
そんな時に出会ったのが、Chapmanのボーカル。
そこから、PMの仕事も音楽も両方とも「超やる」ようになってからは、どっちも上手くいくようになっていきました。
このあたりの詳しい経緯については、僕が書いたnoteをぜひ読んでください(笑)
―Chapmanとしてはどんな活動をしているんですか?
去年はツタロックフェスティバル2019に出演したり、サマーソニック2019に出演したりというのが大きな成果で、あと、10月には主催ライブも成功させました!
会社の人たちがいっぱい見に来てくれて嬉しかったです(笑)
そこからレコーディングをして、4月15日には初のCDリリースと配信も決まりました!
―バンドメンバーとして活動する中で、Tさんの役割とはどんなことだと考えていますか?
これはあんまり公開してないんですが、メンバーの中で僕だけ年上なんです(笑)
プロとしての経験もあるので、その経験値をメンバーに伝えるっていうのが最大のミッションですね。
それこそ出会った頃のChapmanは、バンドメンバーの技術も知識もまだまだだったので、僕主導でリズムのトレーニングをしたりとか、練習の仕方を教える会は結構まめにやってました。
今でも、スタジオでのリハーサルの前にはベースのkidoくんと2人で朝練を自主的にやってますね。
PMとバンドマン、どっちも「超やる」マインドセットとは
―PMとしてもドラマーとしても活躍しているTさんですが、両立のコツ、とかって何かありますか?
うーん、コツって言われると難しいですね…(笑)
どうして両方とも頑張れているかで言うと、「やりたいことだから」っていう理由に尽きます。
例えばこれを読んでいる人の中に、マーケティングっていう仕事が大好きな人がいたとして、その人って、マーケティングについて勉強することを全く苦だとは思わないんじゃないか、と思うんです。
僕はPMの仕事も好きだし、音楽も好きだし。好きのエネルギーで頑張れてるんだと思います。
体力とかメンタル的な部分で言うと、僕はもともと中学、高校時代に吹奏楽部にいて、それが超体育会系だったし、スタジオミュージシャン時代も師匠が厳しい人だったから、体力にはめっちゃ自信があるし、打たれ強い。
だから、もう怖いものはないというか・・・僕の頑張り方ってもはや”特殊技能”だからマネしない方が良いと思いますよ(笑)
―好きなことを仕事にする、ということについてはどう思いますか?
人生の中で仕事をする時間って一番長い訳じゃないですか。
自分が興味があることとか、どうにかしたい世界とかの為に自分の体力とかメンタルを使うべきだなってすごく思ってます。
好きなことを仕事にするのって難しいって言う人がいますけど、じゃあ僕がどうして今実現できているかというと、「実際に行動に移したから」。
とにかく、いいな!って思ったところに足をつっこむ。それをやらない限りは口だけだし、好きなことを仕事になんてできないし、そもそも何かを好きにもなれないですよね。
―Tさんは、どうしてPMの仕事を好きになったんですか?
でいうと、分かりません(笑)
でも多分、COOの片岡を尊敬してるから、尊敬してる人のそばで働けるっていうのが単純に楽しいんだと思います。
片岡の尊敬できるところは、「やるか、超やるか」の「超やる」を選択し続けてるっていうことです。
―音楽を好きになったのはどうしてですか?
これも分かんないんですよね(笑)
僕は2歳くらいからピアノをやっていて、ピアノは親にやらされていただけだったので「音楽は嫌い」って思っていたんですが、そんな中でも歌とか打楽器とかは好きでした。
もうDNAに刻みこまれてるんでしょうね(笑)
―Tさんの中ではどちらの方が好き、とか、優先、という考えはないんですか?
ないです!副業とかっていう概念がないです。どっちも本業で、本気でやってます。
さっきも話しましたが、仕事って人生で1番多い時間を費やすものなので、自分事として考えて、オーナーシップを持つようにしてます。
―両立する上で大変なことはありますか?
頭の切り替えですね。MFでの仕事中に音楽関係の連絡が来たり、逆にリハーサル中にSlackで連絡が来たり。
あとは仕事が終わった後にChapmanのミーティングがあったりもするので、単純に体力が削られます(笑)
息抜きしないとさすがに潰れちゃうから、家ではYouTubeを見たりとか、リラックスする時間も取るようにはしてますよ。
―逆に、両立していて良かったことはどんなことですか?
学んだことを、もう一方の仕事に生かせることです!
例えばMFで導入しているOKRや戦略ピラミッドを、バンドに持ち込もうとしたりとか(笑)
あとは、MFのメンバーがChapmanのライブに来てくれたり、良い発表があったときに喜んでくれるのはやっぱりすごく嬉しいですね。
僕がPMという職について悩んでいた時に、片岡が「Chapmanが売れることが自分にとって嬉しいコト」って言ってくれたのがめちゃめちゃ嬉しかったです。
MiddleFieldの名前に込められた「あなたの人生の中間地点であるように」っていう理念が、本当に経営陣に根付いてるんだなって感じましたね。
MFで学んだことを生かして音楽業界に恩返ししたい
SUMMER SONIC
―TさんがこれからMFでやっていきたいことはどんなことですか?
ここから組織も拡大していくと思うので、会社の熱い想いが刻み込まれている初期メンバーを率いて、新しい人たちにMiddleFieldが作る世界っていうのを伝えていきたいです。
MiddleFieldが目指す世界っていうのは「クルマが最高のエンターテイメントになっている世界」なんですけど、僕としては、僕みたいなライトなクルマ好きが増えてる世界。
例えばアメリカのD2Cのブランドで「Casper」っていう寝具を売ってるところがあるんですが、「睡眠」そのものを売ってます!っていうことをやっていて。
MFも、「移動」に関してもうちょっと日本の人たちが敏感になれるような世界を作っていければ、ライトなファンを増やしていけるんじゃないかなって思ってます。
―Chapmanでやっていきたいことは?
King Gnuとか、Official髭男dismみたいな売れ方をしたいです。
正直なところ、音楽だけで食べられる状態になりたいっていうのが本音ですね(笑)
―将来の目標はありますか?
僕が人生かけてやるべきことって「音楽」だと思っていて。
MFで学んだことを使って音楽業界に恩返しして、より音楽を始めやすい世界とか、音楽を始めた人が続けやすい世界にしていきたい、というのが目標です。
例えば今の音楽業界でいうと、ギターを始めても、Fのコードが弾けなくてそのまま諦めちゃう、というような人も多い。
そういう人に音楽の楽しさを知ってもらって、趣味としてでも良いので、もっと楽しんでもらえる世界にしていきたいですね。
―仕事一直線に見えるTさんですが、プライベートの目標はありますか?
うーん、プライベート…(笑)
正直なところ、仕事もプライベートもないです(笑)今は何よりも、自分が今言ったような夢を叶える、っていうことにしかコミットしてないですね。
もっと大きい将来の夢で言うと、アメリカと日本を行き来していたいっていうのは夢です!
僕の中では、前世がアメリカの南部の人だったと思っていて…カントリー音楽を聴くと、妙に懐かしい気持ちになるんですよね(笑)
だから、テネシー州のナッシュビルっていうカントリー音楽の中心地があるんですが、老後はそこで悠々自適に暮らしたいです(笑)
―アメリカ移住、いいですね!(笑)今日はご協力、ありがとうございました!
あとがき
今回は、MiddleFieldのPMである坂本さんのインタビューをお届けしました。
MFでの仕事とバンド活動、どちらにも本気で向き合って「超やった」からこそ、成果を上げているTさん。
口だけではなく「いいな!」と思ったところにどんどん足を突っ込んで行動する姿勢、私も見習います。
今後も社員インタビューをどんどん出していこうと思いますので、次回もお楽しみに!
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