【ベンチャーへの転職に悩むあなたへ】大企業からスタートアップに転職した私が、入社から1年経った今思うこと
こんにちは!クルマ×ITのスタートアップ、MiddleField広報の松田です!
3月と言えば、新卒の就活解禁。今年は各社でオンライン説明会などの対応が取られ、例年の就活とは違った状況ですね。
学生さんに限らず、転職中の方でも「大企業かベンチャーか」を悩んでいる方は多いのではないでしょうか。私も、ベンチャー企業であるMiddleFieldに転職する時は、同じように悩みました。
そこで今回は、大企業2社を経てベンチャー企業に転職した松田が思う大企業&ベンチャーそれぞれの魅力と、結局転職してみてどうだったのかというリアルな体験談をお届けしたいと思います!
この記事が、転職に悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです!
【広報松田の簡単な経歴】
2017年4月~:大学卒業後、新卒で某大手銀行に総合職として入社。店舗の窓口のお姉さんになる
2018年1月~:某大手美容サービスの広告営業
2019年4月~:クルマ×ITのスタートアップ、MiddleFieldにCSとして入社
目次
1, 大企業の良いところ
2, ベンチャー企業の良いところ
3, 結局大企業とベンチャー、どっちがいいのか
大企業の良かったところ
1, 社内にノウハウが蓄積されているので、仕事の基礎をマスターするまでのスピードが速い
大企業には、仕事のノウハウが山ほど蓄積されています。しかも、そのノウハウが完璧にまとめられた実用的なマニュアルがあります。大企業の良いところの1つは、このマニュアルを入社以降継続的に、かつ徹底的に叩きこんでくれるところです。
私が経験した2社では、どちらも入社してすぐにこのマニュアルに基づいた「新入社員研修」がありました。まずは会社の理念やサービスの歴史に始まり、名刺交換の仕方や上座/下座等のビジネスマナー、仕事に必要なツールの使い方やロープレまで、かなり手厚い研修でした。その後も定期的に研修があり、その時その時で必要なことが自動的に身につく仕組みが構築されていました。
この仕組みに従っていけば、自動的にスキルが身につくのが大企業の魅力だと思います。実際に、私が新卒で入った1社目の銀行では、2週間の研修→1週間の現場でのOJTを経て、1人で大体の業務がこなせるようになりました。その後も、何かあればすぐマニュアルで調べる!という癖がついていました。
マニュアル外で分からないことがあれば、上司や先輩に聞けば大体のことは教えてもらえました。今思い返せば「分からないことの答えが大体社内にある」というのはとても恵まれた環境だったと感じます。
2, 仲間が自動的にでき、困っても誰かが助けてくれる安心感
まず、同期がたくさんいるので、同じレベル感で同じ仕事をしている仲間が何もしなくてもできます。すぐそばに年次の近い先輩もいます。OJTやメンター制度があるところも多いので、困ったときや悩んだ時の相談相手に困ることはありませんし、チームで1つの業務に当たるので、良い意味で「誰かがカバーしてくれる」という安心感があります。
一方ベンチャーは人数が少ない分、業務に対する1人あたりの責任が大きいです。他社の広報さんとお会いすると、1人広報は当たり前で、マーケティングや採用、経理や事務などのバックオフィス業務を兼務なさっている方も多々。
私はありがたいことに広報専任ですが、「私がやらないとMiddleFieldの広報機能がストップしてしまう、私がやるしかない」という責任やプレッシャーは強く感じています。
3, 圧倒的知名度のおかげで仕事がやりやすい
大企業とベンチャーの大きな違いとして「知名度」があります。会社名を言えば「あの会社で働いているんだ!すごい!」と言ってもらえたり、売っているサービスを紹介すれば「使ってるよ!」と言ってもらえたりする機会をたくさん得られます。
サービスがメディアに大きく取り上げられたり、SNS等で話題になったりすることも多く、「自分が関わっているサービスってこんなにすごいんだ!」という実感を得やすいのが大企業です。実際、1社目でも2社目でも私は自社サービスが大好きでした(今でもファンです)。
そして、私は1社目でも2社目でも営業に関わっていたのですが、営業する上でも知名度の高さにすごく助けられました。振り返ってみると、会社として世間から信頼が得られているというのは圧倒的アドバンテージだったと思います。
ベンチャー企業の良いところ
1, チャレンジができる&求められる環境
ベンチャーの仕事には、決められたやり方がありません。MiddleFieldの場合は「OKR」という目標管理ツールを導入しており、チーム目標や個人目標は自分たちで設定しますし、その目標を達成する戦略や戦術も自分で考えます。
成果主義なので、どんどん新しいチャレンジをして、色々な方法を試して、結果を出す必要があります。成果主義はかなりシビアですし、正直しんどいときもありますが(笑)、自分が0から考えている分、成果を上げられた時の達成感はすごいです。
また、ベンチャーは意思決定のスピードが速いのも魅力です。入社して1週間で提案したサイト改善案がその日の開発チームに伝わり、即サイトに実装されたときは「これがベンチャーで働くということか…」と感動しました(笑)
2, 仕事の幅が広くて色々な経験ができる
人が少ない分、個人に色々な仕事を任せるのがベンチャー企業です。
実際に私は今、プレスリリースを書きながらメディアリレーションを作りながらメディアさんに企画を提案しながら他社広報さんに質問しながらコーポレートサイトを修正しながら会社情報をとりまとめた資料を作りながら採用広報について勉強しながら社内報を書きながらこのブログを書いています。
私はMiddleFieldに入ってから「今日はなんだか1日が長いなあ…」と思った日は1日もありません。毎日違うことをやっているので、1日があっという間に過ぎてしまうんです。それくらい、目まぐるしくやることが変わるのがベンチャー企業です。
3, 社員間のコミュニケーションがラフ
ベンチャー企業は、大企業に比べて、社員間の距離感が近くてフランクです。同じスタートアップで働く方から話を聞いていると、名前やあだ名で呼び合うのは当たり前のようです(MiddleFieldも例に漏れずあだ名文化が浸透しています)。
経営陣とも距離が近いです。まずオフィスが小さいので物理的な距離が近いですし、CEOと一緒にランチに行ったり、COOやCSOがアポについてきてくれることもよくあります。経営層と近くで仕事ができるというのも1つの魅力だと思います。
それから、少し話が逸れますが、スタートアップ界隈は圧倒的に男性が多いです。男子高ノリについていけないなあと感じることもありますが、女子が少ない分トクすることもあります。この辺りは語り出すと長くなりそうなので、またいつかブログのネタにしたいと思います(笑)
大企業を2社経験した私がクルマのスタートアップに転職した意味
MiddleFieldに入社して1年が経とうとしていますが、私は「転職して良かった」と思っています。
1番の理由は強制的に「個の成長」を求められる環境だからです。
これは良くCOOの片岡が言っていることの受け売りなのですが、人間は他者から強制されないと限界を超えられないと私は思っています。特に私は、貯金もダイエットも料理も、自分の意志では続かないタイプの人間です。
しかし、ベンチャーでは、私の成長が広報チーム(1人ですが)の成長に直結し、さらに会社の成長に直結しています。つまり、私という個人の成長をものすごく求められる環境です。「やるしかない」環境に追い込まれます(笑)
そんな環境だからこそ、苦手な交流会やセミナーに顔を出して人脈を広げたり、企画書を1から作ったり、今までだったら「私には無理」と避けていたようなことも実行することができました。
限界を突破する作業はしんどいのですが、私はMiddleFieldの人とカルチャーが好きなので、この会社が成長するために頑張ろう!と思えます。
よく「なんでクルマの会社に入ったんですか?」と聞かれますが、私の場合は「楽しそうな会社があるなと思ったら、業界がたまたまクルマだった」という感覚です(笑)
ベンチャーに転職しようか迷っている人は「その会社や事業を本気で成長させようと思えるか?」を考えてみると、何かのヒントになるのではないでしょうか。
長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!この記事へのご意見やご感想もお待ちしております!私自身、今後のキャリアに関して悩み続けているので、ぜひ情報交換しましょう!
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それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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