【世界一周】ジャズの都・ニューオーリンズでのんびり過ごすホリデーシーズン(前編)
2015年の1月、世界一周航空券で米国ルイジアナ州ニューオーリンズを訪問した時のことをまとめてみました。
ぽかぽか陽気のニューオーリンズでなぜか風邪
極寒のニューヨークを去ったのち、アメリカ南部・ルイジアナ州ニューオーリンズにやってきました。
ルイジアナ州はメキシコ湾に面しており、ニューオーリンズの気候は比較的温暖です。滞在中の最高気温は低い日で摂氏14度~24度と、ニューヨークに比べ10~20度ほども暖かい計算になります。
にもかかわらず、到着翌日から寒気と関節の痛み...
こ、これは...
風邪ですね。
一人旅なら迷わず宿に閉じこもるところですが、ニューオーリンズで友人と合流し2人旅。
現地でお世話になる方のお宅でお鍋パーティーを開いていただき、「だし」のきいた美味しいお鍋をつつき、手作りのクリスマスケーキまで いただいて、夜中にホテルに戻ると..当然ながら風邪悪化させてしまいました...
結局6日間の滞在中4日間は体調を崩していました。
やっぱり体調が悪いときはしっかり休まないといけませんね。
のんびり過ごせる街、ニューオーリンズ
風邪のせいで、滞在中はほとんど観光らしい観光もせずだらだらとしていました。ニューオーリンズは音楽で知られた観光地ですが、見どころは観光地区に集中しており、多少のんびりしたスケジュールでも街の人気スポットを回るにはじゅうぶんです。
ライブハウスが密集するエリアや旧フランス植民地時代の町並み「French Quarter(フレンチ・クォーター)」が一番の観光スポットですが、1日もあれば 街を歩き回ることができるでしょう。
クリスマス休暇にやってきたと思しきほかの観光客のみなさんも、マーケットをのぞいたり、カフェで名物料理を食べたりとのんびり過ごしているようでした。
かわいらしい色あいのフレンチ・クォーターの町並み。まるでテーマパークの中の街のようです。
ヤシの木が電飾でライトアップされて、南国のクリスマスといった様相。中央に映っているのは路面電車です。
この路面電車は観光地区であるフレンチ・クォーターを中心に、ミシシッピ川沿いを走っています。
フレンチ・クォーターの中心に位置するジャクソン・スクエア。
この近辺ではブラスバンドをはじめ、大道芸や占いなどさまざまなストリートパフォーマーを目にします。
ジャクソン・スクエアの正面にあるセント・ルイス大聖堂は、アメリカで現役で使われている中では、もっとも古いカソリックのカテドラルだそうです。
それにしても、この天気のよさ。つい数日前までニューヨークで寒風に吹かれていたのを忘れそうなほど暖かいです。
滞在した時期はクリスマス・ホリデーで周囲のレストランがほとんど閉まっていましたが、フレンチ・マーケットにあるオープンエアのレストランになんとか滑り込み、PO-BOYとガンボをオーダーしました。
PO-BOYはルイジアナ州の名物で、フランスパンのような固めのパンに具をサンドした大ぶりのサンドイッチ。かみごたえはSUBWAYのサンドイッチを想像していただければよいかと思います。
なぜこのサンドイッチがPO-BOYと呼ばれるようになったのかは諸説ありますが、一説によると、ストライキをしていた路面電車の運転手たちのことを指して、ルイジアナ州の訛りで「Poor Boys」と呼び、それが転じてPo-Boyと呼ばれるようになったそうな。
ガンボはスパイスでシーフードや玉ねぎなどの具とお米を似たものです。日本人にも抵抗のない味付けで、風邪ひきの胃に優しく染みわたります...。
「バーボン・ストリート・パレード」の曲名で有名なバーボン・ストリートをのんびり散策して、この日は撤収。
お酒のバーボンではなく、フランス・アメリカ以前にこのニューオーリンズを植民地化した、ブルボン朝スペインの"ブルボン"の英語読みがこの通りの名前の由来のようです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ニューオーリンズ滞在後編はまた別記事にて。
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