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生後2ヶ月をシッターに預け、パエリアを食べに行く

 こんにちは。第一子を8月に出産、現在育休中のワーママしょうこです。夫の育児全面参加とベビーシッターを活用し、「孤育て」予防をしています。noteを始めたのは、ベビーシッターを使っているうちにその良さに感動し、なんで日本中全ての家庭が使っていないんだっっ!!!と強く思ったから。よろしくお願いします。

 先日、生後2ヶ月になる息子をシッターさんに預け、産後初めて夫婦でデートに行ってきました。ここでは、その時の話をします。

デートの流れと内容


 ベビーシッターの中には、産後すぐの赤ちゃんのお世話をしてくれるサービスもありますが、基本は乳児期の保護者の外出がNGで、なかなか夫婦揃って外出できる機会はありません。
 でも、そろそろ夫婦だけの時間が欲しい…。そこで見つけたのが、ミラクスシッター(旧 わらべうた)さんでした。

ミラクスシッター
https://sitter.miraxs.co.jp

ここなら生まれたての新生児や生後1ヶ月以降の乳児でも、シッターさんに預けて外出する事ができます。今回は、平日の18時〜21時の3時間、シッティングをお願いしました。

 18時にシッターさんに申し送りをし、いざ出発。シッティング終了の21時までに家に戻ることを伝えたら、おしゃれして出かけます。赤ちゃんの肌を傷つけないように外していたお気に入りのネックレスも、久しぶりに身につけることができました。


 この日は近所にある地中海レストランへ。妊娠中から気になっていたものの、生モノが食べられないため断念していたお店です。

 メニューを広げ、ウエイターさんとちょっと会話。ウエイターさんはとても気さくで、注文するだけで楽しい。あああああ久々の大人時間。
 この日は夫婦二人だけなので、作るのに時間がかかり、食べるのにも時間がかかる(=子連れじゃ食べられない)パエリアとシーフードサラダを注文しました。

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 この日は、挙式3周年、かつ産後2ヶ月、かつ旦那の育休開始から5日め。ノンアルビールで乾杯し、シーフードサラダを楽しみ、夫婦の会話は、互いへの労いと、これまでを振り返るような感じで進みました。

そしてパエリア登場!!!魚介類の出汁がしみしみ、しみまくって美味しい。。

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そして、これからもこういう時間を過ごそうねと話しながら、来月シッターさんを頼みデートをする日を決める。デザートを食べながら、カレンダーと睨めっこし、次のデートの予定が決まりました。
 大満足で帰ります。

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で、この記事を書いた理由。

 一見ごく普通のデート報告のように見えますが、なぜ私がnoteにこれを書き記しているかというと。

 生後2ヶ月の子を預けて、パエリアを注文して食べられるくらい
ゆっくりとデートしてる夫婦を、周りに全然見かけないからです。

 私の周りには、産後、心から育児生活を楽しんでいる人はあまりいません。
 リフレッシュはおろか、睡眠すら取れない同僚。
 周囲の協力が得られず産後うつになってしまった友人。
 夫婦の喧嘩が増え、いわゆる産後クライシスを迎えた友人。

でもそれを、出産を経験した友人や先輩たちは、しょうがないよねー産後だもんね、3ヶ月位過ぎると楽になるよ、となだめる。私にとって、この状態には違和感がずっとありました。

産後だからしょうがない?  

の、か、、?

ということで私は、産後でも、むしろ大変な経験をする産後だからこそ
カフェに行ったり、旦那とデートをしたりしよう!と自分に課題を出していました。

その結果、デートに行って大正解でした。
子どもがいても、パエリアくらい時間のかかる食事を、ゆっくり堪能することができるんだ、私たち夫婦は。こう思えた。
パエリアを2人で完食したとき、なんだかすごく自信がついたような気がします。

子育て世代に冷たいこの日本。
産後の夫婦喧嘩があるある話のように語られ、産後うつになるママは全体の10%以上。子どもを産んだ日本人女性は、産まない女性より幸福度が下がるという統計もあります。
そんな中で私たちは、子どもを預けて外出して、パエリアを完食して帰ってきました。

小さな小さなアクションですが、こんな冷たい社会への、ちょっとした挑戦をしたと思っています。

子どもがいても、パエリア食べて帰ってこれる人になりたい。

妊娠中、子どもを産んだ人からよく聞いたこと。

「子どもが産まれたら、
 カフェやテレビなどの1人の時間や夫婦の時間。
 これがとても恋しくなるのよね・・」

いやほんとに共感します。私も今めっちゃカフェりたいし、何も考えずにNetflix観る時間が欲しいです。

でもその時間って、子どもが産まれたら消え去るものではない、と思いたいです。(明らかに減るけど)
だから、たまには子どもを誰かに預けて、一人で、あるいは夫婦で、カフェだのテレビだの、そういう時間を作ろう。そうして、心満たされて、また子どもと向き合えば良いのだから。

子どもがいても、パエリアくらい時間のかかる食べ物を
完食して帰ってこれる人。
それくらい心にゆとりのある人になりたいと思いました。

今回は、以上です。

人生は続く!

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