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からあげを揚げていたら、衣食住の要である「衣」をお布施してもらった話

こんにちは。からあげをよく揚げて、対価を前提とせず、からあげをお布施する活動をしています。

さて、今回の投稿は、私が普段使っている揚げのユニフォーム(作務衣)について🙏

私に会ったことがある方々のうち、私が作務衣を着ているのを見たことがある人もいると思います。

そう、この作務衣のことです。刺繍で「からあげ道」と金色で入っています。

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そう、こいつです。

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からあげ道!!!

茶道、仏道、みたいに格式めいたものはありません。ゆるふわな道です。日々やっていることはいちおう修行ということにしておきましょう(笑)

作務衣をいただくことになった経緯

2020年12月の後半、知り合いの法衣店で働いている昌子久晃さんにご連絡しました。作務衣が欲しいです、と。

後日、クリスマスイブに108人分のからあげを配ろうと思って、京都のクエスチョンの8Fのキッチンをお借りし、からあげを揚げていた時のことです。

昌子さんがフラッと現れました。

昌「よしくん(私のこと)、今日予定があるから顔だけ出しに来たんだけど、、、作務衣いる?(お布施するよ、的な意味で)」

三「!!!!はい!!!!」

というやりとりの末、作務衣をプレゼントしていただいたのでした。クリスマスプレゼントと呼んでいいのか、それともお布施と呼んでいいのか、宗教的なあれこれはわかりませんが、「衣」が湧き出してきた体験は、とても印象的でびっくりしたのを覚えています。

ちなみに昌子久晃さんは、昌慈法衣店で働いてらっしゃって、3人のお子さんと奥さん、LABOTのまめりんごさんと一緒に京都で住んでらっしゃいます。法衣のことだけではなく、教育関係のことにも興味をもってらっしゃって、たとえば京都のお寺さんと学習塾「はなまる学習会」との間をとり持ち、お寺でひらかれる塾が成立するのを助けたりと、「お寺」「職人さん」「子育て」「教育」などの観点から活動してらっしゃいます。

刺繍を入れる文字に悩む

ただ、この時点では、まだ作務衣は手元に渡ってきたわけではありません。お布施するということが確約されたものの、刺繍の文字を何にするのかを決めるということがあった後に、職人さんに刺繍を入れてもらって受け渡しという流れになりました。

この文字を何にするか、うーーーんと悩みました。

私は特に空揚げをやっている時の屋号なるものを持っていません。なんかいい感じのが思いつかなかったので、ほったらかしたまま活動しています。

脱線ですが、名前を決めていないといろんな呼ばれ方をしますw

みんな言いたい放題ですね。ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いします😀

さて、脱線しましたが、最終的に入れてもらったのが「からあげ道」でした。ヨチヨチ歩きで、歩いたところを「道」にしていこうと画策しています。(冗談半分です)

伝統の世界で、「道」というと、めちゃくちゃ厳格なイメージがあると思うんですけど、そのイメージの理由って「こうしてはならない」「ああしてはならない」という縛りが多いイメージを持たれているかもしれないからだと思っています。

ただ、道ということ自体は、唯一の歩き方なんてなくて、結局歩いたところが道になっているだけだと思っています。これまでに影響力のある道の数々を大事に継承している方々は尊敬しますが、だからといって、自分なりの方法論を持つことが悪かと言われると、またそれは違うと思います。

ということで、「からあげ道」という道(という名のネタ)を引き続き模索していきます😀

からあげ道で模索したいのは「空を感じること」です。「空」揚げですしね。みんなで「空」に揚がりましょう😇

道という言葉を意識するようになってから、ますます「とりあえず揚げ続けてみる」ということを大事にするようになりました。頭でどうこう考えるだけではなく、わからなくともやるという行を大事にしたいなと思っています。

続き: 巡礼の服を購入する

 なんとですね、、誠に恐縮なんですが、昌子さんに、巡礼時に着る「白い作務衣」をお布施していただきました。

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初めは買うという話になっていたのですが、白作務衣を渡す時に「どうぞ」とお布施してもらったのです...😭

もうね、、、本当にありがたいことで。。作務衣って高いんですよ。それをこのように巡らせていただくことのありがたさ。

巡礼の際には、毎日使わせていただきます!

頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!