見出し画像

【活動の見取り図】文化に携わる方々の人生の変遷を声で記録していくライブラリ活動「utsuroi,」

2020年から行い始めた Transit Library にて「 utsuroi, 」という文化に携わる方々の人生の変遷を声で記録していくライブラリ活動をやっています。

画像1

ざっくり、どういうことをしているのかというと、文化に関わる方々の声をその方の人生の節目がおとずれる度に、音源化し、その方がOKな場合は、音源を公開します。公開する音源はラジオ的な感じで聴いていただけます😇 それを定点観測をするように、何度も行なっていくインタビュー活動です✨ 

文化と文化に関わる人たちとの関わり

私はお寺に生まれました。よく言われるのは「継ぐの?」という三文字です。私はお坊さんという形に身を投じることには違和感があるので、お寺は継がないことにしました。

一方で、文化と全く関わらない選択をしたわけではありません。周りの「こうあるべき」という声に従うのではなく、自分自身が見い出す役割を通して文化に関わり貢献していけたらと思い、行うことにした一つが utsuori, です。

お寺に生まれたことや、文化系の活動をしていく中で、自然とお寺関係の方々や文化関係の方々に出会うことが多く、今回、そのご縁を活かして文化関係の方々の声を録音し、届ける活動をやっていこうと思いました。

文化に関わる人たちの変遷を声で届ける

具体的に文化に関わる方々にお聴きしていくのは、「人生の変遷の中で考えていることや感じていること」です。この声の蓄積のプロセスは、一人の方を相手に一回で終わるものではなく、できるだけ 中・長期的に続けていこうと思っています。

月日が経ったら考えることも変わります。それを点で聴くだけでなく線で聴いていくイメージです。文化に関わっている方々がどのような流れで生きているのかを俯瞰して追うことができるアーカイブに育ってていきます。

文化への関わり方や関わる深さは、人それぞれ。十人十色の文化のあり方と文化に関わる方々の物語をお裾分けしていけたらと思っております♪

画像2

音源が蓄積されていくと、将来出会う人たちが過去の音源にアクセスすることができるようになります。たとえば、とある文化の担い手の方が「継ぐ前にはどういうことを考えていたんだろう?」と継ぐかどうか迷っている人が検索してみたり、「取り組んできたことに対して、どういう風に考えてきたのか」を活動を共にすることになったチームメンバーが調べてみたり、そういう将来出会う人たちのことも想定に入れて記録を残す流れを作っていきます。

声を録音する時間のことを、うつろい噺と呼びます

utsuroi, の活動で、たくさんの文化を生きる方々とお話していきます。その際の「声の録音する時間」のことは、「うつろい噺(ばなし)」と呼んでいきます。人生の変遷の物語を話してもらう時間ということで、このように名付けました。(うつろい噺についての記事はこちらです)

音源の公開場所について

文化に関わる方々から寄せていただいた声は、Transit Library の Note 記事と 音声配信プラットフォームのAnchor(およびSportify)で公開しています✨

毎日17時頃に投稿していく予定です。どうぞ、聴いていただけると嬉しいです😀

収録現場(Zoom)に参加いただくことが可能です

収録の仕方も工夫していきます。2パターンの方法で収録現場を覗くことができるようにしたいと思います。

まず前提として、収録部屋はオンライン、基本的にZoomを使います。

街中でラジオの収録をしているところを通りかかったことはありますか?透明な仕切りがあって、ラジオの収録をやっている、そんな感じのイメージです。声を収録させていただく方々と聴き手のやりとりを、まさに収録する日に集い、耳を傾ける。リアルタイムで話が生まれていく様子を楽しんでいただけたらと思っています。

収録部屋をオープンに参加可能な形にするかどうかは、話し手の方と一緒に決めます。話し手の方が、他の人がいると、自分の言葉を紡ぎにくいと感じる場合は、非公開で収録する場合もあります。(非公開もウェルカムです。)公開しない場合は、私と対象者の方の二者間でのやりとりで完結します。

あくまでもインタビューの大目的は、インタビュー対象の方の人生の変遷を後押しすることに置いています。健やかに言葉を紡ぎやすい形で行わせていただくことをお許しください。ただ、公開することによって生じる言葉たちもあると思いますので、いったんこの活動を始めて、やっていくうちにどちらかの方法かに収斂させていこうと思います。

まとめると、配信のパターンは2つです。

(1)収録当日にリアルタイム配信
収録を行う、まさにその日時に、リアルタイムに配信。Youtube Live を使っています。それらの配信を見るためのリンクは、Facebook、Twitter、Note等で公開予定です。

Youtube のこちらのプレイリストをフォローいただくと、今後のライブ配信動画にアクセスすることができます✨→Youtube utsuroi,のプレイリスト

(2)Zoomの収録部屋にご招待
Zoomの収録部屋にアクセスするためのリンクを記載したNote記事を作成します。インタビューの記事群はNoteのマガジンにまとめる形を取ります。

参加費は頂きません。もし話を聞いて、心が動く何かがあれば、寄付やお布施をお願いできればと思います。Library作りの資金として、大切に扱わせていただきます✨

Youtube Live 等のリアルタイム配信とZoom部屋にアクセスして聴くことの違いは、話し手の方に質問する時間や、感じたことや思ったことをコメントする時間に参加していただける点です。後者の方が、より臨場感を感じてもらえると思います😆

utsuroi, の流れに関連するお金の受け取り方について

お金の受け取り方については、こちらの方に明記しました。

対価としてのお布施/寄付は受け取りません。utsuroi, の活動の流れを豊かにするためにお布施/寄付頂ける場合には、ありがたく頂戴いたします。詳しくは次のNoteをご覧ください✨

文化の語り部の方々

文化の語り部の方々をまとめていく記事を作りました。時系列順に今後、登場していく語り部の方々をご紹介しています。

下記の投稿は、随時更新していきますので、どういう人が出てくるのか気になる方は覗いてみてください✨

うつろい噺の公開収録日をGoogle Calendarで公開しています!

文化の語り部の方々とお話するうつろい噺は、Google Calendar にて日程をご確認いただけます。文化に興味がある方々は、ぜひ、カレンダーを追加して、いつでも参加したい会に参加、・視聴してみてください〜♪ 

utsuroiのLINEアカウントも運用しています

公開インタビューなどを見逃さずに視聴したい方々は、さらにLINEアカウントも運用しておりますので、そちらでメッセージを受け取ることもできます。

配信は約月2回、季節の巡りに合わせてメッセージをお届けすることにしました。文化を支えている自然の移り変わりも同時に楽しんでいただけたらと思っています🌱

utsuroi, の Instagram も開設しました!

インタビューに応じてくれる方々をご紹介していく instagram アカウントを作成しました✨ぜひフォローいただけますと幸いです👀

ちなみに「うつろい」について

活動していく上で、「うつろい」という言葉を哲学し続けたいと思っています。「うつろい」という言葉自体は、日本文化研究者の松岡正剛さんの本から発想をいただきました。下記のNoteに以前、うつろいについてまとめました。興味がある方は、お目通しください〜😀

utsuroi, の企画者 & 聴き手について興味がある方は三浦祥敬のあれこれについてまとめている Note 記事をご参照くださいー😎

ちなみに(2)聴くことについて

私の話の聴き方のスタンスについて書いた文章もあります。もしよかったら読んでみてください✨

それでは皆さん、良きうつろいの日々を♪

ここから先は

0字

utsuroi, の公開インタビューを視聴するためのzoomリンクや録音した音源にアクセスするリンクなどを記載した投稿群を追加していきます。

頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!