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子育てに掛かるお金⇦詳細を本当に知りたい

子育て卒業2年

私には25歳と23歳の3学年違いの子供二人がいます。二人共働いておりますし、関東に済んでいるので経済的には全く関係がない状態です。子供たちの面倒を見る必要がなくなった現在、毎月10万円の余剰金が出るようになりました。

私が保険相談でお会いする方の大半は、結婚した、子供が産まれたというタイミングでお会いしているので、子育て費用の現実がよくわからない、ピンとこないかと思います。

赤ちゃんのうちはお世話は大変かと思いますが、お金はそんなに掛かるわけではないですし、小学生でもランドセルや机は結構な値段がしますが、それもまだまだ序の口です。中学生になった頃、そこからが家計の危機が始まります。

お子さまが中学高校生で保険料を安くしたいとご相談される方は、危機状況の方が多いです。この状況の方の痛みはよくわかります。

残念なのはある一定数の方が、お子さまの高校卒業時の経済的最大の危機を乗り切れない現状があることです。友人、知人、子供の同級生、お客さん、全てでこのケースを見てきました。

「進学はあきらめてくれ」とお子さまに言う方も非常に多いのです。それはなぜでしょう?

子育てはいくら掛かる?


この質問をたまにされますが、よくわかりません。それはなぜかと言えば毎月の生活費は、足りなければカードで払うなどして帳尻を合わせてしまうからです。ただ、これは後々痛い目にあう元でもありますが、、、
カード払いの落とし穴に関しては、次回詳しくご説明します。

私の子供は上が息子、下が娘で3学年違い。あとから気づきましたが高校中学同時入学です。居住地は仙台市ですので二人共中学と高校どちらも公立(息子が青稜、娘が西高)でした。高校無償化とやらでお金が掛からないかと思っていたら、全然違う。

まず二人分の制服代で40万円、教科書は無料でも問題集や教材で結構な金額を請求されます、高校に至ってはPTA会費で4月に1年分10万円と修学旅行費用15万円(積立)請求されました、それ以外の野外活動費二人で10万円。部活も部費、遠征費、道具代諸々掛かります。

うちは塾や予備校に通わせませんでしたが、いけばそれらもかなり掛かったことでしょう。仙台市は学生のバス乗り放題定期5,000円地下鉄乗り放題10,000円、高校は弁当or食堂なので昼食代も10,000円位掛かります、それ以外に文化祭体育祭でクラスで揃いのTシャツ作ったとか、細々いっぱい請求がきました。

ところで男の子と女の子どちらがお金が掛かると思います?

私調べなので根拠はありませんが、周りの方やお客さんに聞いても大体男の子の方が掛かるようです。うちに関しては、息子はある日突然成長期でヒョロヒョロっと背が伸びました。「靴を買ってくれ!」と言いに来るわけです、「お前この前靴買わなかった?」「いやもうサイズが合わないんだ」この靴に結構泣かされました、1回靴を買うとなると、外で履く靴、上履き、体育館用、そして部活のスパイクと4点セットで買う羽目になります。

中学で野球、高校でサッカー部に所属しておりましたが、スパイクは3万円位します。小学生の頃は「お前青が好きだったろ?」のように安いのを買うよう誘導しておりましたが、この頃になると生意気になっており「そりゃブランドがなんとかだからダメ」などと生意気な返し。結局28cmまで伸びて1年に3回も4回も靴を買わされました、その都度5万くらいの出費。

さらに朝息子に叩き起こされました、「なんだ?」「金くれ」、「いくら?」「2万」、「なんで?」「学校に払う金」、「プリントとかないの?」「無くした」、「でいつまで?」「今日」、ヤミ金の取り立てか!

まぁ私も高校生の頃はそんなこともしたのでしょう、「プリントも無くいきなり払うのは今日が最後だぞ」と言ってお金を渡し。次の日曜日「金くれ」「なんの?」、「部活で試合行く」「いくら?」、「1万」「この前約束したよな?」、「昨日突然決まった」、私も高校生の頃こんな調子だったんですかねぇ?

女の子は洋服代とかでお金が掛かるかと思っていたのですが、意外とそうでもなかったです。大人でもそうですが、女子の方が男子より洋服や靴の種類が豊富でしかも安い。そしてそういうのに詳しい友達が必ずいます。加えてある程度の年齢からそんなに食べなくなります、突然のお金の請求もありませんでした。

ただ娘は空気が読めません、家族で外食の際、息子は親の注文を見てメニューの価格帯を察します。娘はただ食べたいものを注文します。昼食で入った手打ち蕎麦屋で海老天ざる3,000円とか、昼食のサイゼリアでグランドメニューを頼むとかそういうやらかしが何度もありましたね。

想定外のアクシデント

息子が高校2年生、娘中学2年生、大学入試も見えてきていよいよお金が掛かるピークにきた3月11日東日本大震災が発生しました。そして父親で稼ぎ手の私が無収入になるという想定外の事態。
大学の進学費用ですが、自宅通学で500万円県外に行けば1000万になります。専門、短大でも目安としては年間100万ですので厳しい状況です。

最終的に金融機関から返済の猶予はいくらでも応じるが、追加融資は一切ダメと言われておりました。もちろん学費は奨学金の申請もしましたが、あれは入学後にもらえるものです。受験費用や県外の場合はアパートの契約費用や入学金と授業料等はすべて事前に用意する必要があります。

これは、娘の大学入学時の実際の領収書です。右上704,000円を左下の期限内12月2~15日に納入しろとのこと。奨学金はこれでは対応できませんので、震災で貯金も使い果たした私は融資に頼ることになるわけですが、前出のように銀行、金融公庫、キャッシング、ノンバンク全面的にお断りです。

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そういう私でも相手にしてくれる金融機関も実はあります。もちろんヤミ金のような非合法なものではなくても。お客様には私の経験でご相談、ご紹介もお受けしております。

追い込まれた状況になるかどうかはわかりませんが、いずれにせよ進学費用は掛かる。大学無償化、これは生活保護を大学まで認めるようになっただけということ、奨学金は入学後に支給されるもので最初の入学金は準備する必要があるということ。

お子さまに経済的理由で「進学はあきらめてくれ、、、」と告げた悲しい事例を何件も知っております。私はそのような事態は回避しましたし皆様にも絶対回避していただきたい。


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