「考える柔道」のレベルアップ~振り返りノートを使った成長~
咲柔館の小学生は、稽古後に振り返りノートを書いています。書く内容は、①今月の稽古目標の達成度(5点満点)②自由作文(学んだこと・気づいたこと・できるようになったこと・嬉しかったこと・これからの課題など)です。
今日稽古に参加したお子さんは、乱取りで相手を引き出す大内刈がきれいにきまりました。見事な一本です。稽古後にその瞬間を振り返り、「なぜ一本をとれたのか」をノートに書いていました。
〈原文〉
なぜ一本をとれたのか(大内刈)
じぶんの力で相手をおして その後相手もおしかえした時に力をぬいて 相手の力をりようしてわざをかけたから。
投げることができた理由をきちんと理解しているようです。特に「脱力」や「相手の力を利用する」という柔道のコツを分かっている点には驚きました。とても成長を感じます。
咲柔館では「考える柔道」を大切にしています。「なぜ」受身が必要なのか、「なぜ」投げる時に引き手を引くのか、「なぜ」技がかかるのか、「なぜ」礼をするのか。子ども達自身が考えて出した答えは、頭の中にしっかりと残ります。更に学んだことはノートに書くので、何度でも復習できます。
お子さん達の「考える柔道」のレベルが少しずつ上がってきました。徐々に再開している乱取りや寝技など、色々な場面で発揮されるのが楽しみです。これからも柔道を通して、体だけでなく、頭も鍛えていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?