本好きな子になあれ
「もっと本を好きになってほしい」という願いを込めて、4月から「読み聞かせタイム」を始めました。読む本は稽古毎に変えているでの、沢山本が必要です。そこで、定期的に栃木市の図書館に本を借りに行っています。「○○ちゃんはこの本を読んだら心が動きそうだな」「○○君は動物が好きだからこの本を読んだら喜ぶかな」1人ひとりのお子さんが聞いている時の顔を想像しながら本を選ぶのはとても楽しいです。
まだまだ始めたばかりの読み聞かせです。だから、予想外のこともしばしばあります。「子どもたちが喜ぶぞ!」 と思って選んだ本を実際に読んでみると、何人かウトウトしていたり…。逆にお子さんたちが本の内容や絵に興味を持ちすぎて、話が止まらなくなったり…。
お子さんたちが本の世界に入ったな、と実感できる日は少ないです。でも、まだ始まったばかり。私自身が経験を積む中で、色々なことに気づき、学んで、より良い読み聞かせを実践したいと思います。何よりお子さんたちと一緒に本の世界を楽しみたいです。
読み聞かせを始めて嬉しいことが1つ。ある保護者様がお子様のお家での様子を教えてくださいました。
「息子は家に帰ってから妹に読み聞かせをしてくれるようになりました。道場で先生がやってくれているのを真似しているのかもしれませんね。」
本を介して人と人とがつながる。本にはこうした力もあります。本ってやっぱり素敵ですね。読み聞かせが、道場に来る楽しみの1つになってくれたら嬉しいなあ。さあ、今日はどんな本を一緒に読もうか。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
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