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「友だち交流会」で遊ぼう、学ぼう

 「咲柔館のみんなで柔道をしたい。」あるお子さんの柔道ノートにこう書いてありました。通う曜日が異なるお子さん同士は、交流する機会がほとんどありません。そこで、日曜日に塾生たちが集う「友だち交流会」を実施しました。このイベントは、柔道をやってみたいお子さんも参加可能です。今回は柔道初心者の女の子が3人参加してくれました。

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 柔道には人と人との心をつなぐ力があります。初対面のお子さん同士も、組み合うことで徐々に心が打ち解けたようです。体験参加の女の子たちも柔道を楽しみ、「私たちすぐに仲良くなったよね。」と嬉しそうに言っていました。
 今回は、いつもの稽古メニューだけではありません。「柔道クイズ」など、楽しみながら柔道の歴史、精神を学ぶ機会も設けました。このクイズにお子さんたちは大盛り上がり。前のめりになって参加していました。ちなみに問題は以下の5問です(選択肢問題)。なんと、全問正解が2人いました。

①柔道を作った人は誰?
→嘉納治五郎師範

②柔道ができたのは何時代?
→明治時代

③嘉納師範が柔道(柔術)を始めたきっかけは何?
→体が弱く、いじめられるのが悔しかったから

④柔道精神として正しいものはどれ?(2つ選ぶ)
→精力善用・自他共栄

⑤2021年東京五輪柔道日本代表に栃木県出身の選手はいる?
→高藤直寿選手(栃木県下野市出身)

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 交流会の最後には、見学に来られた元全日本強化選手の石川裕紀さんが、お子さん達に話をしてくださいました。その中で印象的だったのは「柔道をやると優しくなれるよ」という言葉です。石川さんは、休憩時間中もお子さん達に笑顔で話しかけていました。私も普段から「強さとは優しさ」と言い続けています。何度も日本一になり、日の丸道衣を着て戦ってきた石川さんの温かい言葉、優しいまなざしに直接触れたお子さん達は、柔道家としてあるべき姿を肌で感じてくれたのではないでしょうか。咲柔館のお子さん達には、石川さんのような強くて優しい柔道家を目指してほしいと思います。

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 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止策として人数制限をし、また栃木県在住の塾生のみに限定した上での開催だったため「全員での交流」は、まだできていません。1日も早くこの状況が収束し、子ども達全員が笑顔で集まれる日が来ることを心から願っています。
 次回の「友だち交流会」は、5月5日(水・祝)こどもの日に開催します。ご興味がある方はお気軽に道場までご連絡ください。お子さん達が楽しみながら成長できる企画を準備し、お待ちしております。

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「友だち交流会」(5月5日)申し込み(咲柔館ホームページ)

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