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3年ぶりに筋トレを再開しました

 10月に入ってから3年ぶりに筋トレ(ウエイトトレーング)を再開しました。道場の休館日の午前中に1時間程度、全身をまんべんなく鍛えています。腕立て伏せなど自重トレーニングは行っていましたが、最後にウエイトトレーニングをしたのは、コロナ渦に入る前です。「ベンチプレスの50㎏ってこんなに重かったっけ…」と筋力の衰えに驚きつつも、無理はせず、今できるベストを尽くしています。プロテインを飲んだのも、本当に久しぶりです。今のプロテインがこんなに美味しいとは!筋トレ後のプロテインは、体に染み入りますね。

 ウエイトトレーニングを再開しようと思ったのには2つのきっかけがあります。
 1つ目は、妻が買ってきてくれた体組成計で今の自分を知ったことです。10年以上使っていた体組成計では、体脂肪・内臓脂肪共に「標準」と診断されていたのですが、新しいもので計ると、なんと両方「やや高い」。これはいかん!と思い、筋肉をつけて体脂肪を落とそうと思った次第です。ちなみに、体内年齢は年齢通りの「43歳」。これも若返らせたいなあ(目指せ30代。でも、どうやったら若返るんだろう…)。

 2つ目は、塾生様(中高生・大人クラス)の筋力アップを目の当たりにしたことです。男女を問わず、塾生様の中には柔道を始めた(再開した)ことをきっかけに、自主トレーニングを行っている方もいらっしゃいます。仕事の合間にゴムチューブ引き、家でダンベルトレーニングや懸垂、といったように隙間時間をうまく使ってコツコツとトレーニングに励まれています。皆さんの筋力が向上しているのは、技のキレや組んだ時に感じる圧力からもよく分かります。塾生様のご努力に刺激を受け、「これは私も鍛え直さなくてはいけない」と思いました。

 筋トレを再開してから、筋肉痛はあるものの、日常生活においてもなんだか疲れにくくなったような気がしています(気持ちの問題かもしれませんが…)。ただ、10代、20代の頃のように、どんどん筋肉をつけよう、もっと力をつけよう、と躍起になってトレーニングするつもりはありません。まずは、自分自身が心身ともに健康であること、塾生様の技を安全に受けられること、この2つを目的として、計画的に筋力を向上させたいと思います。
 実は、トレーニング再開の目的はもう1つあります。それは、息子(1歳半)の子育てを元気に行う、ということです。おかげさまで息子はすくすくと育ち、体重も順調に増えています。抱っこをする機会はまだまだあるでしょうし、おんぶや肩車をせがまれるようにもなるでしょう。大きくなった息子でも軽々と持ち上げられる父親、何時間でも一緒に遊べる父親であるためにも、しっかりと体作りをしていきます。

 最後に、柔道家の髙木海帆さん(@KayhanTakagi)がX(旧Twitter)で体に関する投稿をされていたので、ご紹介します。とても参考になりました。

中学・高校時代の恩師によく言われた【心・体・技】

心技体の【体】と【技】の位置が入れ替わっているだけなのですが、この言葉は今でも自分の中に生きています。

技や技術力の向上は最後で良い。

1番大事なことは、ブレない心や気持ちだったり精神的な部分。

2番目に大事なことは怪我せず健康で丈夫な体を維持する。

柔道を上手になろうとか技術の向上を目指すのは最後。

自分の心や気持ちを整理して、丈夫な体で毎日を過ごすことができているからこそ、初めて柔道の技術的なことにも向き合えるという考え方。

この考え方がすごい好きです。

X(旧Twitter)髙木海帆/Kaihan Takagi(@KayhanTakagi) 2023/9/22のポストより



 体と心はつながっており、体を動かすと、気持ちも前向きになります。皆さんも、ご自身のペースで、楽しく、気軽にトレーニングや色々なスポーツをやってみてはいかがでしょうか。私もまずは、週に1回の筋トレを無理なく続け、自分の変化、成長を楽しみたいと思います。

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

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