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咲柔館3月の稽古目標~つながることの大切さ~

 菜の花が咲き始め、やっと春らしい暖かさになってきましたね。芽吹きだした植物やきれいな花を見ていると心が明るくなります。
 3月は2つの稽古目標を立てました(子どもクラス、大人クラス共通)。

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①足技・大腰で安全に投げよう、投げられよう。

 1、2月は「組まない稽古」を続けてきました。3月からは組む稽古を徐々に再開します。まずは、昨年練習した「足技」(大外刈・大内刈・出足払・支釣込足)と「大腰」の復習です。お子さんたちが技を覚えているか少し不安でした。しかし、単独練習で柔道の基本動作を反復し続けてきたかいもあり、すぐに思い出したようです。「投げる時は、相手を守るために引き手を引くんだよね。」と確認するお子さんもいました。
 コロナ禍の影響で、稽古方法も常に変化を強いられますが、「この時期にやったことも必ず活きる」と信じ、焦らずに「今できるベストの稽古」を行っていきます。

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安全に投げるための反復練習です(一般部)



②いつでも、どこでも、誰にでも、心をこめてあいさつをしよう。

 咲柔館の皆さんは、挨拶がとてもさわやかです。稽古内の礼法を含め、お互いにしっかりと挨拶を行っています。ただ、これが道場内だけの習慣であったら意味がありません。挨拶は人と人とがつながる上でとても大切です。「いつでも、どこでも、誰にでも」相手の目を見て、笑顔で、明るく、挨拶をしてほしいと思います。
 最近、お子さんたちは、お迎えのお母様方や、一般部の方に対して「こんばんは!」と大きな声で言えるようになってきました。元気な挨拶は相手だけはでなく、周りにいる人や自分自身も気持ちよくしてくれますね。挨拶の輪をどんどん広げていきましょう。

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小学5年生のお子さんは、正座で朝の挨拶をしていました


 組み合うこと、挨拶をすることで、人と人とのつながりを強く感じることができます。3月の稽古を通し、つながることの嬉しさや温かさを実感していきましょう。



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