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何故こんなにタイが好きなんだろう?

 サラリーマン時代、有難い事に産業機械メーカーに勤務していたので海外に出張する機会が何度かあり、到着日や出発日に現地エンジニアのお世話になり色んな観光をさせて頂いたり、仕事終わりに彼らと食事に出向きその国の食文化や風習風土に触れさせて頂いた経験があった。

 初めてのタイ

 私がタイに初めて行ったのは僅か3年前です。サラリーマンは辞めて九州の温泉地で働き出して数年経った頃です。お宿のオーナーさん(この方は20年以上タイに渡航してます)に誘われて、趣味のゴルフ仲間の方々に初タイの私も加わりキャリーケースとゴルフバッグ持参で福岡からタイ航空に乗りました。ある程度の情報は聞いてましたし、暑いのも覚悟してありました。入国審査の長蛇の列には参りましたが、入国後直ぐに手配済みロットゥーに乗り込みホテルに直行です。車内から見た高速道路やBTSの交通網の充実、至る所に高層ビルが立ち並ぶ大都会バンコクの景色には驚きました。しかしそれは「見るだけ」の旅行だったんです。

 合宿のようなタイ旅行

 朝5時30分起床⇒6時朝食ブュッフェ⇒7時ゴルフ場へ出発⇒7時45分ゴルフ場到着⇒8時ゴルフスタート⇒13時ゴルフ終わりで14時位までクラブハウスでプチ宴会⇒15時~15時30分ホテル到着⇒16時有馬温泉でマッサージ⇒18時夕食⇒20時千鳥足でタ〇ヤ(´;ω;`)ウゥゥ    一緒に渡航したベテランメンバーの滞在時のタイムスケジュールです。4泊したらこれが4日続くのです。私も帯同です!ベテラン組の平均年齢65歳で最高齢は73歳。若いですね。宿泊するホテルは何時もスリウォン通りでタ〇ヤまで100メートル位。大きなバンコクに居て我々が動く距離(行動範囲)が如何に狭いか察して頂けると思います。

 カオマンガイやガパオライスは何処?

 この年私は上記スケジュール旅行を4回経験しましたが、おかげでタ〇ヤの呼び込みのお姉さんに顔を覚えて貰える様になってました。しかし、私が知ってるバンコクは夕方のゴルフ後のスリウォン通りと千鳥足でしか歩いた事のないタ〇ヤだけ。何か違うんだなと考えていた矢先、もの足りなさから予習も兼ねて家でYouTubeを観るようになり、「あれ食べたい、あそこ行きたい」と自分で勉強を始めました。そのYouTubeを配信し、非常に上手く動画をまとめ上げて下さる方が何人かいらっしゃいます。地図やお店のメニューの詳細がキチンとコメントされており、本当に参考になりました。そしていよいよ、次の渡航で行動に移すのです。

 タ〇ヤからの脱出

 初タイから数えて5回目のバンコク、御一行様メンバースケジュールも変わらず一緒。もうすっかりベテラン気取りの私は、夕食まで帯同しタ〇ヤタイム突入時に「前に行ったお店にオキニがいるので」と人生の先輩方に大嘘をつきダッシュ!ようやくYouTubeで観た憧れのBTSサラデーン駅の改札までたどり着き、これもYouTubeで予習した「BTSの乗り方」&「スクンビットラインへの乗り換え」を思い返し、オッサン夜の一人旅の幕開けを心の中で宣言したのです。そして辿り着いたのがチットロム。待っていてくれたのは、「ピンクのカオマンガイ」でした。

 

 


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