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005 よく考えてから話さない!のススメ

JUKUのメルマガ 005(202302-1)

さて、今回は・・・

よく考えてから話さない!のススメ

という内容で綴って参ります。過去のアーカイブはブログにて近日公開致します。
音声配信でも色々語っていますので、是非フォローよろしくお願いします。

音声配信 https://stand.fm/channels/60b5f84eb82bc5e1f3071d6a

毎週水曜日に新宿(西早稲田)で行なっているダンスや演技レッスンで直接お会いできたら最高ですね!

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さて

よく考えてから話さない!のススメ

について綴って行きます。

僕は小学生の頃よく学校の先生に「ハギワラ君はもっとちゃんと考えてから話しなさい」と言われていました。そして学期末に渡される通知表にも似たような事が書かれていた記憶があります。そしてその頃はよく考えてまとめてから話すようになり、その為か「即答」が苦手になり、同年代の友達と話しているとペースが合わなくなり、自分よりも考えるスピードが遅い年下や、返事を待ってくれる年上と話す事が多くなり、その結果同年代の友達が出来なくなっていました。周りから見ればそんな事はないけど、この頃から小学校から高校卒業までは「孤立感」を強く感じていました。結果今も友達は少ないですネ。

さて冒頭からいきなり話しが逸れましたが、もう少し逸れ気味で本題に入っていこうと思います。

このメルマガを読んでくださってる方はご存知の通り、私ハギワラ菖仁は現在教える仕事に携わり30年を越えようとしています。自分で言うのも何なんですが「教えのプロ」です。それはイコール沢山の生徒・教え子・受講者さんがいる、もしくはいた、と言う事です。そんなキャリアを持った人間ならおそらく・・・

教え方

を論じるでしょう!さらに優秀な人材を輩出している指導者ならもちろん!そして指導者を目指す人なら「上手く教える秘訣」「良き指導者になるノウハウ」「マル秘テクニック」などを知りたいと思うでしょう!だからその手のワークショップは良く開催され、啓発本なども販売されます。

しかし僕はどんなに良い指導者がいても、習う側の事をちゃんと整えないと成果は出ない、もしくは出ずらいと考えています。

僕が幼少期に言われていた「よく考えてから話しなさい」。これってさぞ真っ当な事に聞こえますが、本当に良いの?と思うところがありまして、それをちょっと掘り下げて行くと「習い方」のヒントにも通じるのではとも・・・


●考える=想像・創造

よく考えてまとめてから話す事は誰の為?何のため?
おそらくですが、聞き手が理解できるようにする事と自分自身が理解できているか?を確認するためではないでしょうか。まあ自己確認までは重くないとしても、自分伝えたいと思う事を相手に伝わるようにする。頭の中のグチャグチャを整理して相手に伝わりやすいように整える。

ちょっと待って下さい

これって本当に伝えたい事が多少ですが捻じ曲がりませんか?相手に伝わりやすいように工夫して整えてる時点で「あなたの意思・言葉では無い表現」が含まれる。そうすると本当に伝えたい事ではなく、伝わりやすいように調整された意思・言葉が届いてしまう。

ただ、何もオブラートに包まず思った事を放った結果その場の雰囲気や空気を変な感じにしてしまう事って良くあるし、それってあんまり良い空気では無いので、出来ればそれを回避したいという思い、よく分かります。子供の頃の僕はまさにそうでした。

よく考えてから整えて工夫して話すという行為は「新しい自分づくり」的だと思います。さっきまで思っていた事を材料に、今まで自分の言葉でしか表現出来ず、結果他人に届かなかった言葉や思いを何とか工夫して整えて他人に届く形に変換。その際今まで自分の中には無かった言葉のチョイスや表現を想像・創造・手に入れ、それを用いる事によって相手に届くようになる。相手のよくわかった的なリアクションが得られると自身は満足。

・・・

大人になったというか、成長したというか、

・・・

でも、真意は伝わっているでしょうか?

工夫し整える事で元々の熱量が変化していませんか?

相手がわかってくれた!という自分の中での勝手な安心感に何かを忘れていませんか?

僕は教える側です

教えるプロが一番大事にしなければいけない事

受講者・生徒の話をたくさん聞く事

と言っても過言では無いと思います。

しかしながら現状の色んなスクールでは
先生・講師は技術や知識を生徒・受講者に落とす・・・
生徒・受講者はそれを覚える・・・

さて、本題にやっと触れます

あなたがもし学び側であれば、教え側が一番知りたいのはまず
「あなたの事」です。
あなたが何を考え、どう思っているか?それを手掛かりにあなたが必要な、もしくはあなたに必要な技術や知識をしっかりとコミュニケーションをとって伝える。ニュアンス的に言い換えると「共有する」でしょうか。師匠と弟子のような関係であれば、少なからず「上下関係」は生まれます。が、スクールや学校など教える事をお仕事とし、ギャラ・お給料を貰っている時点で本来「上下関係」はあってならないはず。正直これはかなり話し逸れてますが、もしあなたが学び側であるなら、先生や講師に対し尊敬の念は持って良いですが、上下関係や従者的意識は持たずに、思っている事、感じた事を素直に話す。話すと言っても単語を発したり、文章として成立していなくても良いのでとりあえず言ってみる!

コーチングを少しでも学んだ先生・講師であれば、それを糸口に何かアクションを起こしてくれるはずです。

思いや気持ちを相手にちゃんと伝えるための言語化スキルはかなり難しいし、無理して言語化を試みると折角の熱意や思いが全く違うニュアンスで届いてしまう事になってしまう可能性がとても高くなってしまいます。

思った事・感じた事を素直に考え込まずに発信!

これはあくまでも、あなたが学ぶ側の立ち位置の時のおすすめです。

だから、よく考えてから話さない!をお勧めします。学び側の時ですけど!

宣伝混ぜまーす!そんな感じでJUKUに来てくれればめっちゃ成長出来ますよ。

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エンディングコーナー

よく考えてから話すと相手には伝わりやすくなる結果こちらに対する好感度は下がることは無いしひょっとすると多少上がるかもしれませんが、それが本当に伝えたかったことか?ベストなのは

「よく考えて整理した事で自分が伝えたい事が相手に届く事」

ですがこれって本当に相手が理解してくれた事がわかるんでしょうか?・・・

だったらまずはあなたが学ぶ側前提ですが、あまり考え過ぎず思った事・感じた事を伝えてみてはどうでしょうか?

同じ言葉で話しわかり合える場はとても居心地が良いと思います。自分が知らない言葉や理解のスピードに差がある場、時に自分がついて行けない場だと困惑し劣等感さえ覚えるかもしれません。しかしそういう場に慣れて言語や思考がリンク出来た時、それは成長?進化?変化?退化?

このテーマはまた別の機会に

次回は

「環境が与える良き効果→BGM編」

について綴ります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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