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NYから帰って来てアタフタすること(育児編)

すっかりご無沙汰してしまいました…はい、もう東京にもどってきています。割と余裕を持って帰国したつもりだったけれど、荷物の整理をしたり、保育園入園の準備をしたりするうちにあっという間に4月になってしまい、、、帰国後初めてパソコン開いてます、いま。。。

J氏(1歳)は、海外に住みながら奮闘し(実際にはそれほどでもないが笑)なんとか滑り込んだ保育園に、毎朝ギャン泣きしながらも日々通っています。実は第一希望の園ではなかったのだけれど、さっそくお友だちも何人かでき(子どもではなく私が!!だって日本にご近所ママ友いなかったんだもの、特筆すべき出来事!!)いまのところ、この園に入れてよかったな〜と思っています。

さて、日本に戻ってきて、日本のお風呂最高!!!とか、1000円で食べられるもののバラエティとクオリティに激しく心踊らされているものの、一方で育児面では日本のルールに慣れずアタフタすることが結構ありますね。今日はそんなことをつらつらと・・・。

その1、電車内がとても静か。
なので子どもがちょっとでも騒ぐとやけに目立つ。。うちの子、歌が好きなんです。特にベビーカーに乗っていると、暇だからか、やたら歌うんです。それが電車内で始まってしまうと・・・。
NYでは気にならなかったんですねー、これが。大声で電話する人、歌い出す人、楽器を弾きだす人、寄付を求めて名乗りをあげる人、そんな大人がたくさんいたNYの地下鉄では、J氏が少々歌おうが大したノイズにもならず、私の感覚も麻痺していたのかあまり気に留めていなかったのですが、日本ではそうはいきませんね。。大人はまず当たり前にみんな静かだし、かといって子どもは少々うるさくてもいいっていう雰囲気もありません。なので、なんとか歌以外のことに関心を寄せてもらうべく、電車内のいろんなサインやら広告の絵柄やら、そういったものを指差してやり過ごすよう努力しています。

その2、食べ物の持ち帰りを断られる。
これはまあわかってはいたことです、日本に持ち帰り文化がないことは。でも改めて遭遇すると、なんでだろう?って不思議な気持ちになるものですね。
アメリカみたいにやたらとすごいポーションで出てきたりそもそもしないので、大人だけなら持ち帰りたいニーズもそんなにないのですが、子どもがいると、食べ残しとは違う意味で持ち帰りシステムが便利なことがありました。例えば、こども用にフライドポテトを頼んだんだけど、全部食べさせるには多すぎで、でも目の前にあると子どもは全部食べたがってしまうので、半分先にto-go用にラップしてもらって目の前から隠す、とかよくやってたんです。それを日本のファミリー向けレストランでお願いしてみたら、案の定ダメでした。理由は、食中毒の恐れがあるから。え、フライドポテトでですかー?!って思わず口から滑り出てました。嫌な客だったでしょうね。。。でも、じゃあ、マクドナルドとか、食中毒のリスク回避のために何か特別なことしてると思いますか?と聞いてみたくもなりましたよ。もちろんそういう意味で持ち帰りに適さない食べ物はあると思うし、ニーズが少ないから持ち帰り用容器がないとかいうこともあると思うけれど、フライドポテトやパンなんて、ラップでも紙袋でも入れ物は何でも構わないわけで、もう少し臨機応変にしてもらえたら嬉しいのになーと思った次第です。

その3、ベビーカーで暮らしづらい。
これがいまのところ一番切実かな。毎日のことなので。ベビーカー、私は日本製のものを使っています。だからまだマシな方だと思うけど、それでもあたふたすることは多々あります。
例えば、歩道で。ガードレールの内側をベビーカー押して歩いていたら、途中で前に電柱が出てきて、前にも進めず、横からも出られず。そのままバックで入ったところまで戻るしかありませんでした。例えば、ファミレスで。こども連れにも使いやすそうという理由でファミレスに行こうと思ったら、1階が駐車場、2階がレストランという構造で、エレベーターがない。例えば、小児科で。ビルの中にある小児科、エレベーターで2階に上がるのですが、まず入り口に段差あり。エレベーターで上がってクリニックにそのまま入ったら、入り口の外にベビーカーを停めてこどもをそこで降ろしてから入るように言われる。クリニックの中が狭いならわかるけれど、入り口の外はいわゆる踊り場でそっちの方がむしろ狭く、病気のこどもをベビーカーから降ろし、荷物も持って中に入らなければいけないのは、結構負担。例えば、保育園で。これはまあスペースの問題があるから仕方ないですが、毎朝ベビーカーをたたむ!私は入園前にベビーカーをたたむ練習をしました!
NYも、マンハッタンは決して土地が広いわけでもなく人口密度もそれなりに高いけど、車や飛行機に乗せる時以外、ストローラーを畳んだことがなかったので、スペースが許す限り、ベビーカーはそのまま停める、が基本でした(公共の場だと、バスは一応たたむという決まりになっています)。なので例えば子どものたくさん利用する施設では、こんな風にロビーがベビーカーだらけになったりも!

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逆に日本はベビーカー率がそもそも低いのか、図書館などに行ってもベビーカー置き場がなく、係の方に聞いても停める場所が決まっていなかったりしますね。その分日本のベビーカーは、軽く、コンパクトで、折りたたみしやすい設計に、と独自の進化を遂げており、それはそれで目を見張るものがあります。そういえば、帰ってきたら街中で見かけるベビーカー、Cybex率がグンと上がった気がするけど、マーケティング強化でもしたのかしら?

日本でだけ子育てをしていれば多分感じなかったあんなこと、こんなこと、愚痴っぽく聞こえてしまうかもしれないけれど、せっかく気づいたことだから、これからも忘れないように書いていきたいと思います。楽しかったNY生活のことも、早くアウトプットしていかねば・・・

Hope to see you soon!

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