長時間座り続けることが癌のリスクを高める!?真実を確認しよう!
長時間座り続けると、肥満、糖尿病、心臓病、がんなどのリスクが高まる理由は、主に以下の3つが挙げられます。
エネルギー消費の低下
座っている状態は、立っている状態に比べてエネルギー消費が大幅に低下します。1時間座っているだけで、100kcal程度のエネルギーを消費するのに対し、立っている場合は150kcal程度のエネルギーを消費します。エネルギー消費が低下すると、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、肥満や糖尿病のリスクが高まります。
筋肉量の減少
座っている状態は、筋肉を動かす機会が少なく、筋肉量が減少します。筋肉量が減少すると、基礎代謝が低下し、エネルギー消費がさらに低下します。また、筋肉はインスリンの働きを助けるため、筋肉量が減少すると、糖尿病のリスクが高まります。
炎症の増加
座っている状態は、血液の循環が悪くなり、炎症が起こりやすくなります。炎症は、心臓病やがんのリスクを高めると考えられています。
具体的には、長時間座り続けると、以下のような変化が起こります。
血糖値が上がりやすくなる
血圧が上昇しやすくなる
脂質代謝が乱れやすくなる
血栓ができやすくなる
骨密度が低下しやすくなる
免疫力が低下しやすくなる
これらの変化が、肥満、糖尿病、心臓病、がんなどのリスクを高めると考えられています。
なお、長時間座り続けることによる健康リスクは、年齢や性別、肥満度、喫煙歴、飲酒歴、遺伝的要因などによっても影響を受けると考えられています。
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