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スマホも電気もない宿が外国人が「最高だよ〜!」と言う宿

青森県黒石市にある「ランプの宿・青荷温泉」

青森県黒石市にある「ランプの宿・青荷温泉」は、電気もネットも電波もない秘境の宿として外国人に知られています。

日本人はこんな場所知らないですよね。

冬季には一般車の立ち入りが禁止される雪深い山中に位置し、東京からは新幹線と在来線、さらに送迎バスを利用して約7時間かかります。宿の魅力は「不便で退屈な環境」であり、館内の明かりはランプのみ、テレビやコンセントもないと言います。

「本当の非日常」を求めて

この宿には、年末年始に世界中から宿泊客が訪れます。特に外国人観光客が多く、彼らは「本当の非日常」を求めてやってきます。

例えば、ドイツやオーストラリアからの学生たちは、電気のない生活を楽しみ、スコットランドからの宿泊客は温泉を堪能。

学校の課題とかで、いつも忙しいけど。
ここはネットも電気もないおかげで、逆にくつろげる

学生3人組のドイツ人の男性

木々に積もった雪が落ちるのを眺めるのが素晴らしい。
そして青空、とても安らぐ。

スコットランドからの男性。温泉に入りながら。

夕食は地元の食材を使った郷土料理ですが、ランプの明かりだけでは見にくい。

この宿では、何もない環境だからこそ生まれる「濃密な時間」を楽しむことができるそうです。

アメリカから訪れたロブさん一家は、スマホやインターネットに邪魔されず、家族の絆を深める時間を過ごした。

また、常連客のライアンさんは、3年ぶりに訪れた際に、以前この宿で知り合った日本人夫婦と再会し、感動的なひとときを過ごしました。

年末年始は、満室になり、3割が外国人客になるそうです。

インターネットで『美しい場所』って検索したんだ

気になるのは、外国人がどうやって、この宿を見つけたのか。

『美しい場所』
『山の中にある美しい温泉』

という風に検索したそうです。

実際に、このワードを英語に翻訳してみると、この宿は出てこない。検索ワードが直訳では違うのかもしれませんが、こういう「率直な気持ちの言葉」で検索エンジンで上位に表示される事が大事なのかもしれませんね。

価値を足す事業か?価値を引く事業か?

この宿の場合は、引き算で、顧客を成功している。

モノあまり、情報過多と言われる時代の中で、顧客の背景や顧客の置かれている情景をよくよく知れば、こういう発想は自然に出てくるものなのかもしれない。

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