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【イベントレポート_vol.1】 「Nagoya Access Point Project」キックオフイベント! 〜 NAPP詳細ご紹介と行政・民間のNAPPへの期待〜

こんにちは!Plug and Play Japan Mobility Program ManagerのShoです。

先日、2021年4月7日に「Nagoya Access Point Project(以下「NAPP」)」 Kick-offイベントを開催いたしました。招待制のオフライン形式とオンライン配信形式を合わせたハイブリッド型イベントを実施し、オフラインでは40名、オンラインでは203名、計243名の方々にご参加いただきました。ご来場、ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました。

おさらいですが、NAPPとはモビリティを中心としたテーマで、名古屋をはじめとする中部圏のオープンイノベーションを促進するプロジェクトです!1月下旬にプレスリリースをさせていただきましたとおり、京都・大阪に続く、地域産業の活性化を促すアクセスポイントとして、イノベーションの創出を目指しています。

本イベントは2部構成で実施しました。前半は、 業界の垣根を超えて中部圏を代表する産官学のキープレーヤーにお集まりいただき、「Mobilityー移動ー」を起点としたイノベーション創出、そしてこれからの取り組みについて思いを語っていただきました。

今回のnoteではNAPPの取り組み内容をご紹介させていただきます。同時に、ご登壇いただいた公共セクターとパートナー企業の皆様からのイノベーションに対する熱いコメントをご紹介させていただければと思います!

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ご登壇いただいた皆様と集合写真。
みなさんthumbs upしてくださって素敵な笑顔です!
前列左から、愛知県伊藤様、AZAPA株式会社平様、一般社団法人中部経済連合会佐々木様、株式会社名城ナノカーボン橋本様、東京海上日動火災保険株式会社坂本様
後列左から、弊社COO内木、名古屋大学河野教授、株式会社エネコートテクノロジーズ加藤様、株式会社三菱UFJ銀行剱持様、株式会社アイシン鈴木様

本記事では、本イベントにご参加できなかった(けれども同イベントコンテンツにご関心がある)方々、イベント参加したけれど振り返りたいという方々に向けて、本イベントの内容をダイジェストでご紹介いたします。

それでは早速内容を紹介していきます!

第一部 Plug and Play Japanのメッセージ 〜NAPPの取り組み背景と内容〜:

Plug and Play Japanからは、COO 内木遼から弊社の事業紹介、Mobility Director 江原伸悟からはNAPPの目的やプロジェクト内容についてご説明しました。

Plug and Play Japan COO 内木遼、Mobility Director 江原伸悟:
このNAPPを運営するMobilityチームは、「ヒトとモノ」がスマートに且つサステイナブルに移動する未来を共創するというミッションの下、大企業と国内外スタートアップとの協業創出の取り組みをしている。これを中部圏でも行い、NAPPの目的である「中部圏発」「モビリティ」というキーワードでイノベーション創出とスタートアップ支援に注力していきたい。
具体的な取り組みは、2つの目的に分けている。
1. 「既存企業のイノベーション創出」
大企業でイノベーション創出プロジェクト担当の方は、下記スライド左のセッションにぜひご参加いただきたい。
2. 「スタートアップ支援」
スタートアップとの連携や立ち上げにご関心がある方は、下記スライド右のセッションにぜひご参加いただきたい。

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*上記コンテンツ・日程は変更する場合もございますので予めご了承ください。

中部地域のオープンイノベーション活動がより活性化するように、世界で一番ホットなモビリティのトレンド・トピックスをご紹介するイベントを引き続き開催していきたいと思います!

オープニングコメント 〜経済団体、公共団体の方々からのNAPPへの期待〜:

NAPP立ち上げにご尽力いただいた公共セクターの皆様からNAPPへの思いやスタートアップ支援に対する熱い思いをお話いただきました。以下、いただいたコメントをご紹介してまいります。

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一般社団法人中部経済連合会 副会長 産業・技術委員会委員長 
佐々木眞一様
一般社団法人中部経済連合の2021年度の柱としてNAPPと中部先進モビリティ実装プラットフォーム(CAMIP)というプロジェクトに注力していきたい。両プロジェクトを通して各地の団体と連携し力を合わせて中部圏のイノベーションを推進したい。
愛知県 産業局長 伊藤浩行様
自動車業界の大変革期と評される昨今、愛知県はさらにモビリティ業界を中心とした幅広い分野で、新規ビジネス・産業を立ち上げるために「Aichi-Startup戦略」プロジェクトを発足立ち上げた。スタートアップの育成や海外との連携を通して、愛知県や中部圏のイノベーションを促進していきたい
名古屋市 経済局長 難波伸治様
当地域は、国からスタートアップ・エコシステム「グローバル拠点都市」に選定された。名古屋市は、実証実験を様々なところで展開できるまち「実証実験都市なごや」を目指し、「Hatch Technology NAGOYA」により先進技術の社会実証を支援している。こうした取り組みやNAPPとの連携を通じて、より一層スタートアップ支援を推進していきたい。
名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 人材育成・情報発信部門 
部門長・教授 河野廉様
WANTを持っているスタートアップがイノベーションを起こす。名古屋大学では「TONGALI」という中部圏地域でスタートアップを立ち上げたいWANTを持つ人材を支援している。Plug and Play Japanの参画によって、その人材と海外・大企業との連携がさらに加速するだろう。公共セクターとも連携し中部圏から世界で暴れるスタートアップを生み出したい。

一般社団法人中部経済連合会、愛知県、名古屋市、名古屋大学がそれぞれ互いに連携しながら中部圏をスタートアップエコシステムにしようと動かれています。Plug and Play Japanも中部圏の皆様の活動をさらに加速できるよう、尽力してまいります!

オープニングコメント 〜共催企業パートナーの方々からのイノベーションへの意気込み〜:

弊社パートナー企業であり、今回NAPPにもご参画いただいた企業様からもイノベーションへの思いを語っていただきました。

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株式会社三菱UFJ銀行 成長産業支援室 室長 剱持隆雄様
総合金融グループとして、スタートアップの成長支援に尽力し、オープンイノベーションを通して産業界の発展に貢献したい。特に、日本のモノづくりの中核企業が集積する中部圏では、モノづくりを支える大企業やスタートアップの発展を支えたいと考えている。
株式会社アイシン 先進開発部新価値創造推進室 主査 鈴木展生様
本格的なオープンイノベーションへの取り組みは4年前から開始したが、スタートアップと会話する中で多くの気づきがあった。対等なパートナーであるスタートアップと共に中部圏での可能性を作りたい。アクセスポイントを通じて世界中のイノベーションをリードする人々とも繋がりたい。
東京海上日動火災保険株式会社 本店営業第三部 部長兼鉄道運輸室長 
坂本真様
変化スピードが早い昨今の世の中において、トライアンドエラーを繰り返しながら新しい分野への挑戦していけるよう我々も変わっていきたい。そして、中部圏でモビリティを通じて他のキープレイヤーと社会課題を解決し、より豊かな世の中を実現していきたい。

「モノづくり」を支える中部圏大企業とスタートアップが新規事業に挑戦し、イノベーションを起こすことができるよう、NAPPを通して人と人、企業と企業を結びつけ、挑戦しやすい環境を企業パートナーと共に中部圏で形成していきたいと思います!

以上、NAPPへの弊社の意気込みとNAPPの具体的な内容をご紹介しました。同時に、NAPP Kick-off eventの第一部でご登壇いただいた公共セクター、パートナー企業の皆様からのコメントもご紹介させていただきました。

次のnoteでは、本イベントの第二部のメインテーマである「Sustainability」の下、ご登壇いただいたスタートアップ様のご紹介と、スタートアップパネルの内容をご紹介したいと思います。

それでは次回のnoteでお会いしましょう!


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