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Canva,Teams,ChatGPT,画像生成AIなどなどを使って行う、とある高校の英語授業

高校2年生のとある英語授業の紹介

ChatGPTが出てきてから学校の授業形態は本当、変革の時だなと思う。

何といってもChatGPTやCopilotに壁打ちができて、自分でもAIと学習をすすめられ、英語の音読さえ自動判定するTeamsの機能も無料。無料で使える画像生成AIの進化にいたっては、その進化が脱帽状態

そして

そういうものの使い方に慣れているかどうかが、中高生の学びをあまりにも左右する

と心底、感じております。

なので、最近の授業はというと、上のことを意識しつつ、使えるものを使いまくって、生徒&教員で新時代の教育&アプリで楽しんでいます。

実際の授業はというと、こんな感じ。

【状況】
高校2年生クラスの英語力:CEFRB1~B2, 英検2級から準1級
教科書:速読できるレベル
Chatpterの内容:日本の文房具の改良&開発の話

【授業の流れ】

①教科書の読解

内容:日本の文房具会社がどういう風に商品を改良&開発してきたか。 
内容把握を中心にChapter1つを2h程度で終える。 
Microsoft Teamsの音読課題で発音チェックも同時進行

↑Microsoft Teamsの音読課題

②画像生成AI遊び

 教科書の内容とかけ合わせて未来の文房具ってどんなの?? Canvaのマジック生成をつかって作成

ドラエ〇ンというつっこみはナシで。。

↑彼女によると、未来のペンは脳とリンクして自動でノートを書いてくれるらしい!すばらしい創造力!私も欲しいデス!

④追加教材で別角度のもの

 今回は教科書が文房具の開発が、利便性をもとめたり、顧客のニーズにこたえるという部分だったので、まったくその考え方とは逆のTED Talks。

※追加教材はこういう風にTED(内容ベースに日英)を入れたり、SDGsの関連本を読んだりしています。

⑤要約(記事と講義の2つ)

教科書の内容とTEDの内容をまとめなさい。1つを要約するのには慣れているので、敢えて2つをかけ合わせて、共通点と違いを分かる書き方の練習

イメージはTOEFL iBTのIntegrated WritingやSpeaking
本校生はTOEFL iBTを受けるので、それも意識したトレーニング

⑥英語のセルフチェック

もちろんここはChatGPT/Copilot様の登場
生徒たちと次のリンクの英語添削のプロンプトを共有しているので、自分の英語をそちらにいれてブラッシュアップ!!
Teamsの課題で配信しているので、添削やコメントはもちろんデジタル!!

⑦定着は定期考査(暗記)

そして最後は作成したものを定期考査で出題。
ねらいは、2つの記事を要約する小論文の型を知り、Formalな英語表現を使えるようになること。

まとめ

1学期中間考査以降は、
さらなる実践編という形でしばらくこの形をベースに
授業を展開していきます!!

それにしても画像生成AIが面白い。
教科書の挿絵をつくれたり、
あたまの中のアイデアを具現化したり、
関連するものの未来を表現できるのだもの。

Canvaのマジック生成 / Copilotの画像生成

使えるものは何でも授業に応用していきたいと思います!!


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